この記事のポイント: 占い師の失敗パターンは驚くほど共通しています。待機不足、教科書の読み上げ、結論を出さない鑑定 — 250人以上を指導してきた五十六謀星もっちぃが、よくある失敗を10パターンに整理し、それぞれの対策を解説します。

占い師として活動する中で、誰もが一度は失敗を経験します。大切なのは、同じ失敗を繰り返さないことです。
この記事では、私自身の失敗体験と、講座やオーディション審査で見てきた数多くの失敗パターンを10個に整理してお伝えします。
1. 待機時間が圧倒的に足りない
失敗パターンの中で、最も多く、最も深刻なのがこれです。
稼げない占い師さんに「どのくらい待機していますか?」と聞くと、驚くほど短い時間しか待機していないことがほとんどです。待機が少なければお客様とつながる機会も減る。当たり前のことですが、ここに気づいていない方が非常に多いです。
対策: まずは「毎日○時間は待機する」というルールを自分に課してください。お客様が来なくても、その時間は勉強に充てれば無駄にはなりません。
2. 教科書を読み上げるような鑑定をする
タロットカードの意味を「本に書いてあるまま」伝える占い師がいます。「このカードは新しい始まりを意味します」— これは鑑定ではなく、解説です。
お客様が求めているのは、カードの意味ではなく、自分の状況に合わせた具体的な答えです。
対策: お客様の相談内容に踏み込み、カードの意味を「この人のこの状況」に結びつけて語る練習をしてください。
3. 一般論・正論で終わる
「不倫はやめた方がいいですよ」「もっと自分を大切にしましょう」— こうした正論は、占い師の仕事ではありません。
お客様は、正論がわかったうえで、それでも答えが出ないから占い師に相談しているのです。正論を超えた、占いに基づいた独自の答えを出せなければ、お客様はリピートしてくれません。
対策: 占いの結果と自分自身の哲学をもとに答えを出す訓練をしましょう。一般論から離れる勇気が必要です。
4. 結論を出さない
「あなたの思うように進みなさい」— 一見耳障りのいい言葉ですが、これは占いとしては何もしていないのと同じです。
占い師に相談する人は、結論がほしくて来ています。 「どうすればいいですか?」という問いに対して「あなたが決めてください」と返すのは、占い師としての責任を放棄しているに等しいのです。
これは、クレームで最も多いパターンでもあります。
対策: 怖くても、占いの結果に基づいた結論を出してください。間違っていても、結論を出す占い師の方が、結論を出さない占い師よりもはるかに信頼されます。
5. お客様の話におもねる
お客様が聞きたそうな答えに寄せてしまう失敗です。
恋愛相談で「彼は私のことが好きですか?」と聞かれたとき、占いの結果がネガティブでも「好きだと思いますよ」と答えてしまう。お客様はその場では喜びますが、結果として信頼を失います。
対策: 厳しい結果でも正直に伝える。ただし、伝え方には工夫が必要です。ネガティブなことを言っているのにネガティブに聞こえない表現力が、リピーターを生む最大のスキルです。
6. プロフィールで同業者にアピールしてしまう
「○○流を学びました」「○○先生に師事」— こうした記述は、同業者には伝わりますが、お客様には何も響きません。
お客様が知りたいのは、この占い師に相談すると自分にとって何が得られるかです。
対策: プロフィールには「ユーザーメリット」を書いてください。あなたの経歴ではなく、お客様にとっての価値を伝えましょう。
7. 自分の話ばかりする
「私も昔こうだった」と共感を示すつもりで自分語りを始めてしまう占い師がいます。少しの共感は効果的ですが、度が過ぎるとお客様の時間を奪います。
鑑定中は聞き役8割が基本です。
対策: 自分の話は最小限に。お客様の話を深掘りする質問をする方が、はるかに信頼されます。
8. 無意識の偏見を持ち込む
性別、年齢、職業による決めつけを、無意識にしてしまうことがあります。
「女性なんだから家庭を優先すべき」「その年齢なら結婚を考えた方がいい」— 占い師自身は無意識でも、お客様は敏感に感じ取ります。
対策: 先入観を排除し、目の前のお客様の言葉と、占いの結果だけに基づいて答えを出してください。
9. 電話中に寝てしまった
これは私の実体験です。長時間の待機で疲れていたのか、鑑定中にうとうとしてしまったことがあります。
笑い話のようですが、お客様にとっては最悪の体験です。
対策: 体調管理は仕事の一部です。疲れているときは無理に待機せず、コンディションが整った状態で鑑定に臨んでください。
10. 休憩中に飲みすぎて酔っ払った
これも私のとても若い頃の失敗です。待機の合間の休憩中に飲みすぎてしまい、その後の鑑定に支障が出たことがあります。
占い師は自由な働き方ができる分、自己管理が甘くなりがちです。
対策: 仕事中の飲酒は控えてください。当たり前のことですが、自宅で仕事をしていると境界線が曖昧になりがちです。
失敗は成長のチャンス
10個の失敗パターンを紹介しましたが、これらを全て避けろと言っているわけではありません。失敗は誰にでもあります。
大切なのは、同じ失敗を繰り返さないことです。1〜8番のような鑑定の質に関わる失敗は、正しい指導を受けることで確実に改善できます。
占い師としてのキャリアの始め方は、占い師になるには?で詳しく解説しています。
五十六謀星もっちぃの占い講座では、こうした失敗を事前に防ぐための実践的なスキルを体系的に学べます。まずはLINEにご登録ください。
よくある質問
Q. 失敗してお客様からクレームが来たらどうすればいいですか?
まずは誠実に対応してください。言い訳をせず、お客様の気持ちを受け止めることが大切です。クレームで最も多いのは「結論を出さない鑑定」です。結論を出すことを恐れないでください。
Q. 失敗が怖くて鑑定できません
失敗を恐れて鑑定を避けると、経験が積めず、いつまでも上達しません。最初は誰でも失敗します。大切なのは失敗から学ぶことです。
Q. 独学だと失敗パターンに気づきにくいですか?
はい。独学の最大の問題は、自分の失敗に気づけないことです。体系的な講座で学ぶことで、こうした失敗パターンを事前に知り、避けることができます。





