最近は占い師を目指す人が大変に増えています。
『1日2時間で月10万円 はじめよう電話占い師』の著者である五十六謀星もっちぃが、占い師になるために必要な勉強や素質、費用や得られる年収など、様々なお話をしたいと思います。
占い師になるにはどうすればよいか
まず占い師になるための大きな流れを、シンプルな3ステップで紹介します!
Step1 占いの勉強をする
詳細は後述しますが、まずは「占術」と呼ばれる占いの技術を学びます。タロットや占星術、手相占いなどが有名です。
Step2 友人などを相手に占いの練習をする
占術を覚えたら、それを人間相手に実践して練習を重ねます。このステップが重要です。
Step3 デビューの方法を決めて開業
具体的には、占い師採用試験を受けてどこかに所属するか、自分のHPで集客をするという選択肢があります。両方同時でもよいですが、筆者は最初は所属占い師になることをお勧めしています。会社によっては採用時に研修を受けさせてくれるところもあるからです。
占い師になるために必要な素質とは
占い師になるには持って生まれた素質や才能、何らかの能力は必須なのでしょうか。400件以上に及ぶ占い師採用試験の審査員としての経験などをもとに解説します。
霊感は必要か
しばしば占い師は、持って生まれた霊感によって人の気持ちや未来を当てる不思議な存在であると思われがちです。しかし、実際のところは、占星術やタロット占い、四柱推命や手相占いなど、後天的に勉強してマスターすることができる占いをメインに活動している占い師がほとんどです。
こうした占いは、最終判断において直観的判断が介入する余地はあるにせよ、基本的に知識で占うのです。霊感による占いも存在することは確かですが、それは数ある占い方の一つに過ぎません。占い師になるには、必ずしも霊感が必要なわけではないのです。
資格は必要か
現在の日本においては、占いに関する国家資格はありません。業界内の誰もが知っているといえるような有力な民間資格も存在しないのが現状で、占い師になるために必要な資格、あるいは持っていると明確に有利になる資格はないと考えてよいでしょう。
占い師採用のオーディションにおいても、資格があることで一発合格ということはありません。しかし、勉強熱心であるという意気込みは伝わるはずです。
勉強に必要な期間は?
プロとしてデビューすることだけを目標にと考えるなら、それほど長い期間は必要ありません。
自分の人柄に合っていて、業界内で求められている占術とコミュニケーション力を的確に学べば、スピーディにデビューすることができます。五十六謀星もっちぃの占い講座では、2ヶ月程度でデビューする人もいます。
本当に大切なのは、早くデビューすることではなく、デビューした後にも勉強を続けることです。占術の勉強はもちろんですが、恋愛に関する感覚を学ぶことも重要です。様々な映画や文学に触れて、心を豊かにすることが占い師の教養です。
コミュニケーション力は必須! 占い師の話術
占い師になるには、コミュニケーションの力はなくてはならないものです。だだしそれは、必ずしも口のうまい巧みな話術を要するという意味ではありません。コミニュケーション力は、その人の占い師としてのキャラクターと連動して考察するべき問題です。そうはいっても、わかりやすい説明を心がけることは必須ですし、しっかりと聞き取れる声量で伝わる発音をすることも必要不可欠です。おそらく明るく元気にお話をすることができるというのも、人気の占い師になるには必須の要素であると思われます。
相談者に寄り添う気持ち
お客様から愛される占い師になるには、相談者様の心に寄り添った話をすることが大切です。もしかすると、占いが当たることよりも重要なことかもしれません。
相談者さんが何に悩んでいるかを徹底的に理解して、最も必要としている言葉を考えてあげることも占い師の仕事です。時にはその言葉が相談者様の人生を左右することもあるでしょうし、命を救うこともあるかもしれません。それくらいの気持ちで向き合うことが、占い師として大活躍するための秘訣です。
占いの勉強方法
占い師になるには、占いを学ばなければなりません。カメラがなければ映画が撮れないのと同じように、占術がなければ未来は見えません。ここでは、占術の学び方として考えられるものをいくつか紹介します。
独学で占い師になるには
独学で占い師になることは、結論から言えば可能です。
しかし、それは容易な道とはいえません。少なくとも筆者は、ほぼ独学で占い師になりました。占いで十分な収益を得るまでには、かなりの遠回りをしました。
筆者は大学生の時に19歳でデビューしています。その時代の若さと時間的な余裕があったからこそ、体当たりで学べたというのもあります。もしも今別な仕事に就いていて、そこから占い師になるとしたら独学は選ばないと思います。
オンラインスクールで習う
昨今では、占い師を養成する学校がたくさんあります。しかもそのほとんどが、オンラインで受講することができます。こうした学校では、全くのゼロからプロクラスに至るまで、占いの技術を教えてくれるカリキュラムが組まれていて、効率的に占いを学ぶことができます。
それなりに高い学費を支払わなければなりませんが、スクールで習ったことをマスターすれば、知識の点では十分な占い師になることができるでしょう。また、ゼロからフルで学ぶばかりではなく、「占星術で相性を占う」などといった単発の講座も多数開講されています。
マンツーマンレッスン
スクールのようにあらかじめ決まったカリキュラムを学ぶのではなく、マンツーマンで個人的に占いを習うという選択肢もあります。その場合は、自分の学びのペースに合わせて、聞きたいことを聞きたいように教えてもらうことができます。
気になる占い師に直接頼み込んで教えてもらうという方法もあります。
占い師になるための費用
占い師になるためにかかる費用は、学び方によって様々です。書籍を求めて独学する場合でもタロットなどの道具代を含めて、2万円程度は必要です。
オンラインスクールなどで決まったカリキュラムで習う場合、プロになるためには15万円~30万円ほど必要です。プロとして売れるための方法までアドバイスしてくれる講師に習うと、60万円ほどかかる場合もあります。
無料動画を活用する
今の時代は、無料動画もたくさんあります。YouTubeでもたくさんの解説動画がありますが、さらによいのは、各種オンラインスクールの無料体験動画です。筆者も競合分析でたくさんの無料動画を見ましたが、かなり参考になるものもありました。
もちろん、筆者も無料体験動画を配信しております。LINE公式アカウントで占い師の世界の解説を含めた無料動画をプレゼントしていますのでチェックしてください。
占い師の仕事の仕方
占い師と一口に言っても、実は様々な仕事の形態があります。占い師の代表的な働き方を3種類ほど紹介します。
対面鑑定の占い師
これは最もわかりやすい働き方で、直接会って占いをするという極めて伝統的なスタイルです。最もスタンダードにして、最も簡単に始めることができる仕事の仕方といえるでしょう。「占いの館」などと呼ばれる、何人かの占い師が集まる店舗に所属したり、イベントに出演して占ったり、様々な方法で集客します。あるいは個人的にネットを通じてお客様を募る占い師もいます。
電話鑑定の占い師
これは、昨今の占い業界の中で、かなり安定した集客を得ることができる需要の高い働き方です。対面鑑定の店舗でも、電話占いとの同時待機を行う流れが加速しています。拙著、『1日2時間で月10万円 はじめよう 電話占い師』には、この電話占い師になるための方法を特に詳しく書いております。対面鑑定との向き不向きの比較なども詳しく書かれていますので是非ともご覧ください。
メール占いやチャット占い
メールやチャットによって占いを提供するという働き方もあります。近年では特に、チャット占いが流行しています。LINEのやりとりのように、短い文章を交換し合いながら会話を進める方式で、電話が苦手な若者を中心に需要があります。電話占いとともに、これからも伸びていく可能性の高い分野であるといえましょう。
占い師の仕事の実情
占い師という仕事について、その実情を簡単に紹介したいと思います。
占い師は儲かるのか
占い師が儲かるかどうかは個人の力量と頑張り次第です。
お客様がついて占いをしている瞬間の報酬はそれなりに高額です。全くの新人が電話占いデビューする際の報酬は最下限でも1分につき40円を下ることはありませんので、時給にすると2400円になります。対面鑑定では、1時間につき4000円から5000円位が相場です。初心者にそれだけの報酬を支払う専門職はそうそうありません。
占い師の年収
占い師の年収は全くのピンキリです。一般的には、副業の占い師で月収5万円~というのが相場です。筆者の講座の卒業生さんは、高いモチベーションを持って安定して活動している人が多いため、副業で月15万円、本業で月収70万円を超える生徒さんもいます。
総合すると占い師の年収は400万円ほどというのがよい目標であるように思います。
占いで稼ぐために
占いでもっと稼ぐためには、お客様に徹底して寄り添うことが重要です。また、執筆やテレビ、セミナー講師などの仕事での臨時収入もあります。
占い師の収入の大半はリピーターさんからの売り上げです。人から感謝されて、お客様を幸せに導くような占いをしていれば、自然と収入は増加していきます。
デビューの最終障壁! オーディションについて
末永く占い師として活動していくことを考えるなら、最初はどこかの占い館か電話占いのサイトに所属するのが最善です。占いを学んだ人が、プロデビューする際の最後の壁ともいえる、占い師オーディションについて、採用の審査員を務めた経験を踏まえて簡単に解説します。
オーディションという名の実技試験と面接
占い師になるにはオーディションを突破する必要があるなどと言われると、ずいぶんと難しく聞こえてしまうものですが、実際には普通の面接とさして変わりありません。普通の会社の面接と違うのは、最も重視されるのが占いの実技試験であるということだけです。
実技試験の内容は?
実技試験においては、運営会社の社員、もしくは所属の占い師が試験管を担当します。
試験内容は通常、その試験管による本気の相談に占いで答えるという、極めて実践的なものです。少なくとも私が試験管を務めたものに関しては、本当に悩んでいることを相談しました。その結果と総合的な人柄によって、プロの占い師として活動する十分な資質があると認められれば、晴れてその会社の所属占いしとしてデビューできます。
1日2時間で月10万円の副業
副業ブームの世の中とはいえ、1日2時間の作業で月10万円の収入を得ることができる副業はそう多くはありません。電話占いという仕事は、ノウハウを理解して真面目にやればこの数字を楽に達成することができます。占い師仲間からは「堅実で控えめな数字」という感想を述べていました。この数字は、心身に無理をかけずに健康的に働ける範囲で試算した数字です。
占いに興味を持つ人のみに与えられたチャンス
電話占い師という仕事は、在宅で初期費用をほとんどかけずにスタートできます。とてもおいしい仕事に思えますが、誰でもできるわけではありません。占いに興味を持っていない人にとっては、毎日占い漬けになることは耐えられないでしょう。占い師という仕事は、占いという文化に興味を持っている限られた人だけに開かれたニッチな仕事なのです。
やりがいの強い夢のある仕事
占い好きにとって、自分が信じて愛好する占いによって人の人生を善導し、感謝される快感は何にも代えがたいものです。普通の仕事になじめない人にも、事情があって家で働きたい人にも、電話占いという仕事は人生を開く救いの職種である可能性があります。
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