尊敬する物故私小説作家の日乗に敬意を示し、見よう見まねで電話占い師としての日々の生活を記します。占い師としての現役の活動は極めて少なく、多くの時間を原稿執筆と講座準備、コンサルティングに当てています。なかなか多忙な仕事の合間に楽しむ食事や散歩などの行状を告白します。
12月1日(金)
終日のんびり過ごす。夜は水炊き。とてつもなくおいしい。
12月2日(土)
久しぶりに家でのんびり過ごす時間をとる。妻と一緒に水彩画を楽しむ。にこやかなクアッカワラビーなどを制作。夜はタマネギとにんじんのかき揚げ、落武者の豆腐の天ぷら、インゲンの胡麻和えと磯辺焼き。精進料理。翌朝に備えてタケノコご飯を炊くが、これには鰹節を入れたので精進ではない。
12月3日(日)
午前中は息子とクリスマス飾りの周りでゴロゴロする。午後からは講座の説明会など多忙。
12月4日(月)
息子の予防接種。
12月5日(火)
恩人であり盟友である脇田さんと仕事で共演。たまたま同じイベントにリックスされたため。意義深い対談形式の講義を残すことが出来た。夜は占い大学の占星術講義。
12月6日(水)
朝から痛風病院。寒くていやになる。
12月11日(月)
妻が買い物のため外出。子守。楽しい時間。
12月12日(火)
書道の稽古を受けて、その後、占い業界の仲間たちとの忘年会へ。これがなんとも楽しい時間である。
12月13日(水)
占いサミットに向けての打ち合わせ。
12月14日(木)
洗濯機の修理。ドラム式洗濯機は壊れやすいというが、長期保証に加入していたことの効果が現れる。
12月15日(金)
講座の個別説明会などを行った後、夜から占いサミット。miraimiku先生と一緒に授業を行う。これまた意義深い講義を届けることが出来たと自負するところである。
12月16日(土)
息子の百日の記念撮影に向けて写真館と打ち合わせ。写真館に出向いて着物の衣裳合せなどを行う。ついでに自分の宣材撮影も行うことを決める。
12月17日(日)
昼から占い大学の占星術講義。準備にかける時間が
12月18日(月)
写真撮影本番。スタッフの皆さんがとても優しくて素晴らしいスタジオ。もしも和装による撮影を行う予定があるなら、占い師の撮影においてもここは第一選択であるように思われる。
12月19日(火)
朝、調整が終了した万年筆が送られてきた。うれしいことに、高級筆記具特有の筆箱に入って送られてきた。かなり得した気分。昼過ぎから書道のレッスン。年末の稽古納め。久しぶりに筆を持って仮名書道のお稽古。帰宅と同時にヨーカドーへ。赤ちゃんグッズなど購入。
12月20日(水)
このところ、本格的な読書が不足気味であることを感じて、年内の目標として『隷属への道』を購入。フリードマンによる序文があまりに難解であるため、やむなく読み飛ばす決断をする。しかし、本文そのものにも武者返しが幾重にも仕掛けられているため容易には読み進まない。この本が「読まずに批判されつづけた」名著とされている理由がわかる気がする。自分が理解できないものや、価値を見いだすことができないものへの批判を通じて、自分の貧困たる知性の芋虫のようなプライドを保とうとする行いは、無意識に行われる野蛮な愚行である。このことを証明しているのが、ほかならぬ新自由主義の旗手たるハイエク氏の主著であることに美しさを感じる。その上で、私はこの本の文体を強烈に批判せねばならない。
12月22日(金)
友人占い師と打ち合わせからの会食の予定が、のっぴきならない事情でキャンセルになったため、朝から遊んで暮らす。夜は翌日の食事が重めであることに向けて精進気味な料理。
12月23日(土)
妻方の親族と会食。美味至極な中華。数年ぶりに食べた本格ペキンダックは、自宅で作るペテンダックとは違う食べ物であった。息子は珍しくぐずるも、楽しいひととき。夕方から、水木しげるの漫画を読み始める。
12月24日(日)
クリスマス。今年はM1を見るためにしっかり予定を空けておいた。およそ人と話すことを生業としている限り、現代のスタンダップコメディの最先端を堪能することが学びにならないはずがない。とても面白かった。夕食は、鳥の丸焼き。これが非常においしくてびっくりした。
12月25日(月)
テレビの収録。年内最後の大仕事。スタッフの方と和気藹々とした雰囲気の中で収録。お正月がとても楽しみ。午後からは友人との打ち合わせ。新しい商品が生まれそうな予感。夕食は妻が買ってきた刺身。
12月26日(火)
受講生様のレッスンや、原稿に関する諸々の残務処理。何かと多忙。夜はおまけでもらったこってり味噌のタレを使ったミニ鍋。それとハスカップのソースをかけたステーキ。
12月27日(水)
年末気分で半休生活。テレビの追加の資料を用意して、午後から年内最後のお買い物へ。かなり疲れる。夜は鴨鍋。
12月28日(木)
朝から通風の通院。帰りに近所で評判のパンを購入。朝食はパンと味噌汁代わりに、鴨鍋のつゆにそばを入れたもの。その後すぐに創作活動。何かと多忙。夕方、妻がどうしても先日買わなかった方の絵も気になるとのことで、ギャラリーに在庫確認の連絡。今後の動画撮影や取材では確実に映える作品なので、こちらも購入。夜は笠原シェフのYouTubeで覚えたチャーシュー。
12月29日(金)
昼過ぎまで絵を描く。藤田の版画が到着。圧倒的な迫力。収録に間に合わなかったのが悔やまれる。夕方、支払いのためギャラリーへ。その後、学生時代に音楽をともにした仲間との再会。アメリカのとんでもなく優秀な大学で学んでいる友人が妻子を連れて帰国したことに伴っての同窓会。本物のインテリから貴重な話を聞くことができた。とてつもなく大きな刺激と学びを得る。久しぶりに2時くらいまで飲む。
12月30日(土)
午前中、早くもアクリル画が到着。その後、年内最後の芸術活動を行う。夜は天ぷら。エビとエゴマ、トウモロコシ。すべて美味。
12月31日(日)
大晦日。例年楽しみにしている賛否両論を含めたおせち。そして、我が家の定番となっている、お正月の昼ご飯にもなるいなり寿司。昨年は妻の妊娠に伴い、料理の内容やお酒にいろいろと難しさがあったため、久しぶりの内容。紅白歌合戦を見て行く年来る年を見る。この毎年変わらない行事が特別。
