一電話占い師の日乗 2020年10月後半

 尊敬する私小説作家の日乗を真似て、電話占い師としての日々の生活を記します。通常業務の日は、朝の9時から13時まで電話占いで仕事をして、その後4時間の休憩を取って、17時から21時まで働いています。この日記は、その4時間の出来事と夜の慎ましやかな晩酌が主題です。
一電話占い師の日乗

10月16日(金)
待機なし。朝から原稿執筆に集中。プログラム開発が一段落した影響もあり、今月は比較的多作である。夕方からは少し休憩がてらに読書。小説に没頭する。

10月17日(土)
通常業務。原稿執筆。ananwebに寄せる原稿の執筆が非常にはかどる一日。調べ物のために久しぶりに図書館に行き、面白い本に巡り会う。最近は神保町にも行けず、十条にも行かない日々を立てているため、昭和期の占いの本に巡り会う場が、区の図書館に限られている。物書きの端くれとしては慙靦の極みであるが、これで十分なのだから仕方がない。

10月18日(日)
待機なし。占い業界の古なじみと勉強会。占術の勉強というよりも、ビジネスとしての占い業界のこれからについての研究が盛ん。占術についての学習は、当然ながらそれより重要なことであるが、それは占い師のたしなみとして、自分で研究することにこそ価値を見いだせるというものでもある。経済学は人間の学問というが、人が集まれば儲かる話に花が咲くのは自然な流れである。

10月19日(月)
通常業務。朝からスパム丼を軽く平らげ快調な一日。キルケゴールを読む。非常に難解な記述であるが、これは明らかにわざとであるように思われる。あまりの難解さに「死に至るほどの絶望」を禁じ得なかった。なんとしてもわかってもらうために平易な文章を追求したという福沢諭吉は、教育者の鏡である。

10月20日(火)
待機なし。朝から執筆や読書など。昼にくら寿司。後にいう無限くら寿司であるが、まだ注目される前であるため、店内はそれほどの混雑ではない。非常にありがたく寿司を堪能。

10月21日(水)
通常業務。エンタメ業界やDXに関連するオンラインカンファレンスに参加。オンラインサロンを運営する人間としては非常に有用で必要な情報。

10月22日(木)
通常業務。占いに関するオンライン講座に参加。特別な切り口で、かなり参考になる部分があった。夜にはライブ配信の配信者、すなわちライバーの事務所の担当者と交流。根掘り葉掘り情報を引き出すことに成功。ライブ配信では占い師の需要が高まっているとのこと。話し合いの中で、もっちぃからの紹介で事務所に所属できる枠を獲得。占い師のサロンのコンテンツとしてアップ予定。

10月23日(金)
待機なし。朝から原稿執筆。昼から打ち合わせのため虎ノ門へ。虎ノ門に来たのは初めて。虎ノ門という地名は、来訪者をして、ずいぶん偉くなったような気分にさせてくれる名前である。虎ノ門で打ち合わせた後は、虎ノ門ヒルズを一瞥してから銀座へ。必要だったぬいぐるみを購入し他の後、美容クリニックへ。楽なダイエットのための新しい薬を購入。夕食後に服用したところ、薬効は覿面で食欲がみるみる減退する。かなりの効果が期待できるところ。

10月24日(土)
通常業務。朝から資料まとめや原稿執筆などのパソコン仕事多数。ダイエットの薬はなおも効果的で、食事量は少なくとも3割減少。しかも薬の副次的効果として、摂取カロリーが半分に抑えられるという。それにしたがえば、実際に体内にとどまるカロリーは、従来の35%ということになるのである。夕食時、鎌倉や横浜に遊びに行きたいという話になり、せっかくだからホテルを予約。あさっての出発。

10月25日(日)
通常業務。ananwebの新しい企画を練る。年末年始に向けた企画を検討。楽しそうなものから挑戦的なものまで、いくつも企画を出す。そこから担当編集者さんによって、売れそうなもののみが選ばれる仕組みである。読者の好みを考えながら企画を選定するこの仕事が最も楽しい。

10月26日(月)
待機なし。いざ鎌倉へ。ホテルをとっている以上、旅行に他ならないのであるが、京急の快特を使えば到着は意外と早い。あっという間に小町通りに降り立つ。ランチは、鎌倉ハムのハムカツとマグロや肉豆腐などがのった定食を堪能。その後、佐助稲荷へ。占い師を中心とした占い業界の健全な発展のために尽力することを誓い、私と友の大成功を祈念する。その後、文学館を見学したのち、妻と同棲時代を過ごした横浜の関内へ。ワインが飲み放題の店で少々引っかけて中華街へ。かつては9時まであいていた街だが、7時台には閑散としていた。部屋で飲み直すためのちょっとしたチャーハンを購入してホテルへ。

10月27日(火)
横浜2日目。青春の胃袋を満たした思い出の横浜商店街へ散歩。相変わらずの活気と安さである。ウナギが2つ入って880円など、東京では考えにくい値札が平然と衒耀している。その後、思い出の元禄寿司で腹ごしらえをして、中華街へ再挑戦。人民解放軍の帽子や羅盤などを購入。その後はみなとみらいへ。既にして足を痛め始めているものの、かなり楽しく過ごす。遅めのランチはFRIDAYSでアメリカ人のために設計された特盛りのランチセットを堪能。

10月28日(水)
通常業務。朝から大活躍。突然にして2日間の休暇を取った影響で、結構な量の仕事がたまっている。それらを片付けつつ、デビューが決まったコンサル生の最終的なアドバイスなどを行う。夜はくら寿司。

10月29日(木)
通常業務。先週に引き続き占い講座を受ける。大学の講義を除けば、教わった回数より教えた回数が圧倒的に多いため、授業の本筋以外のところからも相当な学びを得ることができる。

10月30日(金)
待機なし。いわゆる無限くら寿司を試みるべく、予約をしていたものであるが、どういうわけかクーポンが付与されていなかったため断念。朝から天丼を食べるという夢が崩れた代わりに、近所のスーパーで粗挽きのゴロゴロした牛挽肉を購入し、手製の時雨煮風牛そぼろで昼餉。美味。

10月31日(土)
通常業務。朝から本業が多忙で、所属の電話占いが伸びた上に個人の鑑定も立て込む格好。その後、原稿執筆にかかるか読書にかかるかを迷った末に読書を選択。その後、セミナー講師として人気になるための書籍を乱読するべく資料収集を行う。

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