占い師になるには何よりも真剣に勉強することが重要です。今回は、占い師になるための必読書ともいうべき書籍を何冊かご紹介します。書籍の内容の充実度と読みやすさはもちろん、業界内で実績のある信頼できる著者が書いているものを紹介したいと思います。
占い師の稼ぎ方についての本
まずはストレートに、占いで稼ぐための方法を書いている本を紹介します。
『1日2時間で月10万円 はじめよう電話占い師』
さて、いきなり恐縮ですが、最初に紹介するのは拙著です笑。占い師としてたくさんの人を鑑定した現場経験と、占い師採用オーディションの審査員としての経験を踏まえて、総合的に稼げる占い師になるための方法が学べる書籍です。
基本的なスタンスとしては、占いの技術をある程度学んだ人が、まずはどこかの会社の所属占い師となってキャリアをスタートするために必要なことを事細かに説明しています。
占い師の勉強や練習の方法から、オーディション通過の秘訣、そして売れるための方法まで、網羅的に占い師の仕事をガイドしています。占いの仕事の全体的な流れと学ぶべきことのガイドマップとしても、独自性の高い内容に仕上がりました。
256ページという物理的な制限の中で、少しでも多くの情報をお伝えするために、編集者さんと相談して後書きと端書きを削ってまで情報を詰め込んだ自信作です。
この本が発売されるより前に出ていた市販の占い入門書を、見つけた限りすべて読んだ上で書いています。きっと役立つ学びがあると信じています。
『占い起業のはじめ方、成功の技術』
占い師として起業して、自分の力でお金を稼ぐための方法を中心に記載されています。拙著は所属占い師としてのスタートを薦めるものですが、こちらの本はアメブロ集客などについても書かれています。また、邪気の払い方やお金に関するブロックの外し方など、末永く占い師として活動するために重要な知見がたくさん書かれています。
この本に書かれていることをしっかり実現することができれば、確かにお金を稼ぐことができる占い師になると思います。
なお、著者の星絢先生は、私は面識がありませんが写真を見る限りかなりの男前です。
占い師の心構えについての本
占い師として稼ぎ続けるためには、直接的にお金を入手する方法を知っているだけではうまくいきません。長期的な視点を持って経営を考え、信念を持って充実したビジネスを行う必要があります。そのために役立つ本はそれこそ無数にありますが、占い師という仕事に絞って2点紹介します。
『風の時代の幸せサロン経営』
横浜にある有名な占い館の経営者さんが書いている書籍です。
お客様も自分も輝くのキャッチフレーズ通り、心を清らかにしながら仕事をして、しっかりと収益を上げ続けるための考え方が書かれています。自分と向き合う方法や、自己PRの方法など、すぐに使える情報も盛りだくさんです。
占い師の視点だけでは欠落してしまいがちな、占い企業の経営者さんの視点を知ることができる貴重な書籍といえるでしょう。
なお、著者の佐藤氏とは親しくしていただいておりますが、大変にお人柄もよく素敵な方です。占い業界に知人も多く、信頼できる知識人であるといえます。
『スピリチュアル・カウンセラーになって豊かに成功する教科書』
人の心と向き合って、人を癒やすことができる人間になるための知識がたくさん書かれています。著者はミスカトニック氏というこの業界のベテランです。筆者も氏のレッスンを受講したことがありますが、とても知識が深く頼りになる先生でした。
本書は、厳密には意味では占い師になるための書籍ではなく、スピリチュアルカウンセラーになるための書籍です。しかし、占い師として人と向き合う腕学ぶべき知識がたくさん含まれています。著者は心理学についてもかなり詳しい方ですので、学べることが多い書籍です。
コミュニケーションについての本
占い師になるためには、「聞く」「話す」の能力の高さはとても重要です。その視点からも占い師に役立つ本を紹介します。
『一生使える! プロカウンセラーの 傾聴の基本』
占い師になるには、聞き手としてのセンスが最も重要です。話上手であることよりも聞き上手であることの方が何倍も役に立つのです。本書は、人の話に耳を傾けるテクニックが満載です。
話し手が本音を話してくれないときの対策方法などを、人の悩みに触れるカウンセラーという立ち位置から解説してくれているので、占い師にとってはそのまま使える実践的な技術指南書であるといえるでしょう。
『ツカむ!話術』
お笑い芸人のパックン氏が書いた話術の本です。ご存じの超インテリのパックン氏が、人を笑わせるための本ではなく、意思を伝えるための話術という視点で書いている書籍です。
人に話を伝えるために必要な、エトス・ロゴス・パトスという西洋の伝統的なコミュニケーションの基本を、現代の日本人にも非常にわかりやすく解説してくれています。誰がどんな情熱でどう伝えるか。言葉に説得力を持たせるために必要な要素をロジカルに分析します。
占い師という仕事は、何より信じてもらうことが重要です。当たっている占いも信じてもらえなければ何も言わなかったのと同じなのです。信じてもらえる言葉を学びたい人は是非ともこの本を読んでください。
心理学についての本
占い師になるには、心理学の勉強もある程度しておいて損はありません。細かく学術的なことをマスターする必要はありませんが、何も知らないのでは格好がつかない場面もあります。
『男女がうまくいく 心理学事典』
「ハロー効果」や「社会的証明」など、心理学的によく使われる用語を知っておくと、占いしといての説明に箔が付くばかりでなく、占いに出ている答えをより論理的に説明できるようになります。
この書籍は、特に恋愛に関連するテーマに焦点を絞って、様々な心理学用語や効果を解説してくれている書籍です。占い師にとって、これ以上に便利な学びはありません。ここに書かれている心理用語を理解して、気になるものはさらに詳しく調べるようにすれば、占い師になるのに必要な心理学はすぐにマスターできるでしょう。
『河合隼雄 物語とたましい』
高名な心理学者である河合隼雄氏が書いたエッセイなどを集めた文集です。踏み入れば踏み入るほどわからなくなる人の心を理解するための着眼点や哲学が学べる書籍です。学者さんの書籍ですが、難しい武者返しのような表現はなく、最後まで楽しく読むことができます。
かの鏡リュウジ先生も、占い師はこの本を読んだ方がいいと絶賛していました。占い師なら読まない理由はありません。
占い師になるために本を読むことについて
占い師になるためのルートは様々ありますが、まずは独学で占術の技術を身につけるのが重要であると思います。各種占術を本で学ぶことも重要ですが、このページでは占い師として稼ぐためということにスポットを当てて、是非とも読んだ方がいいと思う本を紹介します。
ここで紹介する書籍の価格は2000円でおつりが来るようなものばかりです。不景気な時代ではありますが、書籍による学びは講座受講と比べれば圧倒的に格安です。同じ内容を講座で学べば、少なくともゼロが1つ、もしかしたら2つ増えるはずです。本を売るためにこのページを書いているわけではありませんが、本を買うことは、他人の会社の株を買うよりはずっと利率がよい投資だと思います。
書籍を一つ読むのにかかる時間が3時間とすれば、1800円の本を買っても、1時間600円程度です。満喫より安いのです。本代をケチらず、骨太な読書タイムをとることが、稼げる占い師になるには必須です。
是非とも上に上げた本を学んでみてください☆
占い師になるにはどうすればよいかを示したブログ記事も是非ご覧ください。
いろいろ見た結果、やっぱり動画で学びたいという人は、筆者、五十六謀星もっちぃのLINE公式アカウントから無料動画を見てください笑