尊敬する物故私小説作家の日乗に敬意を示し、見よう見まねで電話占い師としての日々の生活を記します。占い師としての現役の活動は極めて少なく、多くの時間を原稿執筆と講座準備、コンサルティングに当てています。なかなか多忙な仕事の合間に楽しむ食事や散歩などの行状を告白します。
10月16日(日)
エッセンシャルディグニティについて、従来とちょっとだけ違う角度から表を作成するなどして、占星術を学ぶためのアプローチを検討する。ディグニティの計算はプログラムでやるべきものであると再認識。夜は冷しゃぶに大根おろしとポン酢。
10月17日(月)
学生時代から尊敬し続けている経営者で作家の安田氏と打ち合わせ。新しい企画に力を入れていくための支度。原稿執筆などをこなし、夜からダビンチの編集ライター講座。今回は例外的にオンラインで受講。その後、編集長とのZoom面談で、新しい書籍の企画アイディアを得た。目下準備中の次回作が出た後は、これも取り組みたい。
10月18日(火)
動画講座のための台本執筆。終日多忙。
10月19日(水)
上野は東京国立博物館にて開催中の国宝展へ。最近はアニメで『へうげもの』を見ていた関係もあり、あらゆる良いものに対する数奇心がある。中でも、子供の頃から大好きだった雪舟の秋冬山水図冬が特に良い。刀剣はわからないが童子切は良かった。夜は御徒町の吉池にて求めたブリと鯛でしゃぶしゃぶ。美味至極。
10月20日(木)
コンサル関係の業務や執筆業務など多数。最近ずっと取り組んでいたプロジェクトのローンチ日であると勘違いしてそわそわしていたが、正しくは11月24日であることが判明。全然違った。夜は昨日の吉池で求めていたエイのほっぺの焼き物など。
10月21日(金)
野暮用で外出。普通は知ることができない情報を極めて早く知ることができた。立ち寄った大手町丸善で、あべとしゆき画伯の水彩画展を見る。実に素晴らしい。かなり欲しい。とりあえずは我慢する。夜は鍋。
10月22日(土)
伝統的な本業である電話占いが多忙。魂を込めて話すと、3時間もやれば疲れるものである。まだまだ修行をしなければならないことがたくさんある。
10月23日(日)
講座の広告に関しての業務をこなした後、友人のライブへ。若い頃は一緒に酒を飲みながら歌っていた仲間であるが、今では彼もすっかり人気者となり、下ネタラップの第一人者になった。ラップバトルはホワイト社会において噤まれる罵詈雑言の欲望を代替するものであると岡田斗司夫氏が言っていた。彼の下ネタラップも、そういう意味で社会的に尊い存在なのだと崇められるべきものなのかもしれない。
10月24日(月)
コンサル業務多数。終日多忙。
10月25日(火)
占星術のプログラムで新しくやりたいことができたため、その準備に取りかかる。途中で書道の稽古に行くも、先生が日程を間違えていたため休止。夜は鍋。柚味噌を練り込んだ手製のつみれが美味。
10月26日(水)
新たに、占い師としての五十六謀星もっちぃを知っていただくためのLINE公式アカウントを設立するための準備を行う。かつてはTwitter上にタロットbotを用意していたが、今回はそれを上位互換してLINEのbotでタロットを行うことにする。かなり面倒ではあるが、かつて存在したプログラムを流用するものなので、比較的容易。新刊のイラスト作成のため、液タブを購入。
10月27日(木)
LINE公式アカウントのためのリッチメニューなどの作成。あまり完成度は高くないが、とりあえず見切り発車でスタートする。とりあえずはananwebの現行にリンクを作成。液晶タブレットは届いたものの、我がPCと接続する際には、少しだけマニアックなケーブルが必要なことが判明。隣の電気屋にはゆめゆめ置いていないのでamazonで購入。
10月28日(金)
コンサル業務や原稿執筆など多数。液晶タブレットを使用開始。まだ使い勝手はわからないが楽しい。
10月29日(土)
終日液晶タブレット。クリスタの使い方を覚えて下絵をなぞる。あまりにも面白い作業である。占い師をやめて画家になることを検討。夜は手製のカルビ丼。
10月30日(日)
原稿執筆の合間にイラスト作成。はかどる。イラストを描くときには、YouTubeで岡田斗司夫ゼミを見ているとはかどることが判明。元来、あらゆる作業中には音楽すら受け付けない人間であるが、絵を描くときだけは別なのだと意外な発見。これはおそらく唯一の例外である。
10月31日(月)
新刊に向けたイラストの制作。線画をパソコンで制作して、それを水彩紙にプリントして着色、それをスキャンして白黒にするという製法で完成させるつもり。