占いを副業にするメリットとデメリット

 占い師という仕事は、それ一本でやっていけるものなのか。それは占い業界の外の人からすれば大きな謎の一つであるように思われます。筆者も大学の同級生などと会えば、さりげなく探りを入れられることがあります。そんなわけで今回のテーマは、占いと副業についてです。今回は、現役占い師の目線から、占いを副業として始めることのメリットとデメリットを紹介します。

占い師は本業の仕事として成立するのか

 結論から言えば占い師という仕事は、本業として十分に成立します。当然のことながら、そのためには十分な努力が必要です。占い館や電話占いのサイトに所属するにしても、雇われの仕事とは違って、その会社にしがみついているだけでは食べていけません。自分の力で成果を上げようとする意気込みが必要不可欠です。すでに占いをマスターしている人が占い師になるには、ネットや電話があれば十分ですのでとても手軽に開業できますが、その先は努力次第といえましょう。

占い師は稼げるのか

 占い師という仕事は、誠心誠意取り組んでいれば、それ一筋で生活することが困難な仕事でないでしょう。しかし、特別に儲かる仕事かといえばそういうわけでもありません。例えば占いで100万円稼ぐだけの人格力と能力があるなら、他の仕事をすればもっと稼ぐことができるに違いないでしょう。ですから、あえて副業としての占い師の道を進むという選択肢は大いにあり得ます。

占い師の収入はどれくらいなのか

 当然ながら占い師の年収は人によって違います。筆者が19歳で某老舗の占いチェーンでデビューした最初の月の報酬は、たしか1500円でした。筆者も今ではもう少し稼げるようになりましたが、業界にはまだまだ稼ぐ人がいます。電話占いの世界には、占いだけで年収2000万円に届くという人もいるのです。

 占い業界の標準的な収入モデルは、サラリーマン並みの勤務時間で仕事をしている中堅の占い師であれば、対面鑑定で月額20万~25万、電話占いの場合は25万~30万前後といったところだと思います。勤務時間を180時間とすると、時給換算で1100円から1700円ほどで、年収だと250万~350万円くらいのあたりがボリュームゾーンであるといえましょう。そこから少し人気が出れば、その倍近い金額にはすぐに届きます。

副業としての占い師入門

 占いは本業として十分に成り立つ仕事です。占いという仕事を副業としてしか捉えないことは適切とはいえません。そうはいっても、特にスタートアップの段階では、副業からスタートするのが妥当なのかもしれません。筆者は占い師以外の仕事をしたことがありませんが、デビューした時はまだ大学生でしたので、ある意味では副業スタートであったともいえます。

副業占い師の働き方

 本業が土日休みで、主な勤務時間が昼間であったなら、その人の休みの時間はまさに占いの副業に適した時間であると思います。占いもお客様商売である以上、お客様の自由時間にこそ占いの需要が発生するのです。対面鑑定であれば、土日は平日よりもお客様が多いです。電話占いであれば、夜の時間がピークタイムですので、本業の仕事終わりの時間から待機することで十分な成果を上げることができるでしょう。

 注意しなければならないのは、会社のルールによって副業が禁止されている場合です。禁じられている副業として、こそこそ占いをやっていても集中できないでしょうし、あまりよいこととはいえません。私なら、副業で成長する機会を奪うような会社はすぐに辞めてしまいますが、そうもいかない事情があるなら、ダメ元で許可を申請するか、それも難しければ、言い得て妙な言い方ですが、副業が可能な本業に転職するという選択肢もあると思います。

副業にすることのメリット

 占いを本業にしないことのメリットは、占いでお金を稼ぐために焦る必要がないというシンプルな点に集約されるように思います。占いの仕事をする上で大切な心構えには、収益を上げることとは相矛盾することが含まれます。それは、鑑定時間を引き延ばさないことやお客様の依存心をあおらないことが相当します。目先の収益にこだわらずに、末永く生き残る健全な占いをするためには、占い以外の収入源があることはとても勇気になるでしょう。

副業であることのデメリット

 逆に副業であることにはデメリットも伴います。まずはやはり、集中の問題です。占いの仕事は本業として成立するとの主張を重ねてはおりますが、その前提はあくまでもたゆまぬ努力です。仕事をしていない時間も仕事のことを考えて、日常のあらゆることの中から占いのヒントを見つけ、余暇や余財を占いの学習につぎ込む覚悟は必要不可欠です。他に本業がある場合には、占いにつぎ込むことができる時間に限りが生じるため、占い師として大きくステップアップをすることが難しいかもしれません。

適したタイミングで専業化すると一気に良くなる

 占い師としての活動時間が倍になって、単純に鑑定時間が倍になったとしたら、収入はどうなるでしょう。実は倍になるだけではすみません。例えば電話占いであれば、分給が大きく上がりますす。鑑定以外の占い師としての仕事も増えて占い師として充実することは確かです。そうすれば、お客様も増えて、鑑定時間は倍増ではすまないでしょう。

 お客様が少ないタイミングで活動時間を増やしても、何も変わらないかもしれません。しかし、占いを真面目に続けていれば、もう少し時間が増えれば確実にお客様に認知されると思える瞬間がやってきます。そのときに専業化することを前提に、副業として占いをスタートして着実に足下を固めるのも非常に有力な戦略であるといえましょう。

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