ウェイトと『ピクトリアル・キー』 — 世界で最も読まれたタロット典拠の全貌

ウェイトと『ピクトリアル・キー』 — 世界で最も読まれたタロット典拠の全貌

書店の占いコーナーやネット通販で「タロット」と検索したとき、最もよく目にする絵柄があります。白衣の魔術師が右手に杖を掲げ、テーブルの上にカップ・ワンド・ソード・ペンタクルを並べている、あの一枚。水辺の二つの塔の間を犬と狼が吠え、ザリガニが這い上がってくる月のカード。崖の縁で花を掲げる愚者。これらの絵柄はすべて、1909年から1910年にかけて英国で生まれた ライダー・ウェイト・スミス版(Rider-Waite-Smith Tarot, 以下RWS版)に由来しています。

世界で最も普及しているタロットデッキは、RWS版です。書店に並ぶ解説書もWebサイトもアプリも、その圧倒的多数がRWS版の絵柄と意味を前提に書かれています。ところが、そのデッキの命名に入っているはずの「ウェイト」という人物について、日本語で深く語られた記事はほとんどありません。彼が何者で、どんな時代を生き、何を考え、そしてなぜ1910年に『The Pictorial Key to the Tarot』という本を書いたのか。本記事では、占い業界歴19年の筆者が、現代タロットの土台を作ったこのひとりのイギリス人オカルティストと彼の代表作の全貌を、原文引用を交えながら徹底的に解説します。

タロット古典シリーズの全体像はタロットの古典 完全ガイドにまとめています。本記事はそのシリーズ中で最も重要な一本として、ピラー記事では足りなかった細部——ウェイトの人物像、書物の構造、原文の響き——を主役に据えます。


なぜウェイト版が「世界標準」になったのか

結論から言えば、現代タロットの顔がウェイト版になった理由は三つあります。

一つ目は、小アルカナ56枚すべてに絵柄を与えたこと。ウェイト以前のマルセイユ版や各地の伝統デッキでは、小アルカナの数札は「剣3本が交差している」「カップ5個が並んでいる」といった図案的な記号の集合にすぎませんでした。ウェイトは画家パメラ・コールマン・スミスに、56枚すべてへ情景を描かせました。これによって、読み手は絵を眺めるだけでカードの意味を直感的に汲み取れるようになりました。

二つ目は、1910年という公刊タイミングの良さです。19世紀末にフランスのパピュス、英国のマザース、アメリカのケースといった各国のオカルティストがそれぞれの体系を打ち立てる最中、ウェイトは黄金の夜明け団系のタロット理解を英語の市販書として最初に広く流通させました。20世紀のタロット大衆化の波の先頭に、ウェイトの本と絵があったのです。

三つ目は、ケルト十字スプレッドを初めて公刊したこと。今やタロット占いの代名詞と言ってよい10枚展開法「古代ケルト法(Ancient Celtic Method)」は、ウェイトが『ピクトリアル・キー』第III部第7節で初めて活字化した占い法です。ケルト十字の詳細はケルト十字スプレッドの完全ガイドで扱っていますが、その源流はウェイトの1910年の一冊に行き着きます。

現代タロットの書店売りデッキ、Webの無料タロット、タロットアプリ、AIタロット——そのすべてを貫く共通項が「ウェイト版」と「ケルト十字」だとすれば、20世紀のタロットはほとんどウェイトのひとり勝ちだと言っても過言ではありません。だからこそ、その人物を深く知ることが、現代タロットを理解する最短ルートになります。


アーサー・エドワード・ウェイトという人物

生涯の概略

アーサー・エドワード・ウェイト(Arthur Edward Waite, 1857-1942)は、1857年10月2日にアメリカ・ニューヨーク州のブルックリンで生まれました。父はイギリス商船の船員、母はアメリカ人でしたが、ウェイトが幼少のうちに父を亡くし、母とともにイギリスへ渡って以後はロンドンを生活の本拠としました。

彼の職業を一言で表すのは難しいところがあります。肩書き上は「詩人・エッセイスト・翻訳者・編集者」、そして何よりオカルティズムの歴史家でした。若い頃から秘教的な文献に関心を示し、20代半ばでエリファス・レヴィの著作に出会ったことが、その後の彼の人生を決定づけます。ウェイトはフランス語の原典を英訳する仕事を通じてレヴィの思想を英語圏に紹介し、それと並行して薔薇十字運動・フリーメイソン・錬金術・カバラ・聖杯伝説といった西洋秘教の大テーマを、一つひとつ年代記的に整理する仕事を続けました。

著作は驚くほど多く、生涯で60冊を越える単著を残しています。その中には『The Secret Tradition in Freemasonry』(1911)、『The Holy Grail: Its Legends and Symbolism』(1933)、『The Secret Tradition in Alchemy』(1926)といった大冊が並びます。ウェイトにとって秘教は「怪しげな呪術」ではなく、人類が長い時間をかけて積み上げてきた象徴の文化史でした。彼はその歴史家だったのです。

黄金の夜明け団との関係と脱退

ウェイトがタロットと深く関わることになる直接の契機は、黄金の夜明け団(Hermetic Order of the Golden Dawn)への入団です。1891年、33歳のウェイトはこの英国最大の魔術秘密結社に入門しました。黄金の夜明け団はサミュエル・マザースら3人が1888年に設立した結社で、エリファス・レヴィ流のカバラ・タロット・魔術を体系化した独自の教義を団員に授けていました。

しかしウェイトは、団内の「魔術実践的な側面」——儀式魔術、占星術的攻撃、霊的存在の召喚といったドラマチックな活動——にはあまり共感していませんでした。彼が関心を寄せていたのは、もっと静かで内面的な、キリスト教神秘主義と西洋秘教の接点にある「神と魂の関係の象徴化」そのものでした。

1903年、団内の分裂と政治的混乱のなか、ウェイトは自らの理念に近いメンバーを率いて「復興黄金の夜明け団(Holy Order of the Golden Dawn)」を結成します。一般には Independent and Rectified Order of the Golden Dawn とも呼ばれ、日本語では「改正黄金の夜明け団」「浄化版黄金の夜明け団」などと訳されます。この新団体は魔術実践の色彩を大幅に抑え、キリスト教神秘主義とカバラ的象徴主義を中心に据えた神秘主義学派として運営されました。

ウェイトの側からすれば、これは「タロット・カバラ・神秘主義は、儀式魔術ではなく、恩寵の法則として読むべきだ」という立場の宣言でした。この立場は、やがて『ピクトリアル・キー』の序文に凝縮されて世に出ることになります。

オカルティストというより「神秘主義の解説者」

ウェイトは自分自身を、同時代の魔術師たちとはっきり区別していました。『ピクトリアル・キー』の序文で、彼は次のように自己規定します。

わたしがここで個人的な立場をまず明らかにしておかなければならないのは、むしろ必要のためであって、自己弁護を好むからではない。わたしは長年にわたる文学的生涯を通じて、自分なりの霊的・その他の限界のなかで、高次の神秘主義学派の一解説者であろうとしてきた。
— A.E. ウェイト『The Pictorial Key to the Tarot』序文(1910年)(筆者訳)

原文: “It seems rather of necessity than predilection in the sense of apologia that I should put on record in the first place a plain statement of my personal position, as one who for many years of literary life has been, subject to his spiritual and other limitations, an exponent of the higher mystic schools.”

ここで注目したいのは、「an exponent of the higher mystic schools(高次の神秘主義学派の解説者)」という自己規定です。ウェイトは自分を「魔術師」でも「占い師」でもなく、「神秘主義の解説者」として位置づけました。タロットもまた、呪術の道具ではなく、神秘主義的象徴の語彙として扱う——これが彼の終生変わらなかった立場です。


『The Pictorial Key to the Tarot』(1910) の成立背景

なぜこの本は書かれたのか

『The Pictorial Key to the Tarot(タロットへの絵画的な鍵)』は、1910年にロンドンのウィリアム・ライダー社(William Rider & Son)から出版されました。正式な副題は 「占いのヴェールの下にある秘密の伝統の断片(Being Fragments of a Secret Tradition under the Veil of Divination)」。この副題に、ウェイトの問題意識のすべてが詰まっています。

19世紀後半から20世紀初頭のヨーロッパ・アメリカは、タロットに関する出版物が粗製乱造されていた時代でした。クール・ド・ジェブランのエジプト起源説(フランス秘教タロットの系譜はタロットの古典 完全ガイドに整理してあります)は無批判に再生産され、エッティラ系の占い手引きはプロ占い師の商売道具として広まり、マザースやパピュスが黄金の夜明け団・フランス秘教の立場から体系化を試みていました。ところが、それらの多くは歴史学的な根拠を欠き、ウェイトから見れば「でたらめな断定の連続」でもありました。

ウェイトは序文で、その状況への苛立ちを隠しません。

歴史の側面から見ても、解釈の側面から見ても、タロットは決して幸運ではなかった。哲学的な洞察力や証拠を評価する能力を備えた人々の目から見れば、それは従来の解説者の手によって軽蔑の極みにまで貶められてきた。もうそろそろ、それは救出されるべき時である。そしてわたしは、この仕事を一度限りで引き受けようと思う。
— A.E. ウェイト『The Pictorial Key to the Tarot』序文(1910年)(筆者訳)

原文: “on the historical and interpretative sides it has not fared better; it has been there in the hands of exponents who have brought it into utter contempt for those people who possess philosophical insight or faculties for the appreciation of evidence. It is time that it should be rescued, and this I propose to undertake once and for all.”

ウェイトにとって本書を書くことは、「タロットを、占いのかたちをまとった秘教のがらくたの山から救い出す」という救出作戦だったのです。

パメラ・コールマン・スミスとの協働

本書をRWS版タロットの解説書として決定的な一冊にしたのは、ウェイト個人の思想だけではありません。画家 パメラ・コールマン・スミス(Pamela Colman Smith, 1878-1951)との協働が、デッキと書物の両方を歴史に残る仕事へと押し上げました。

スミスは1878年ロンドン生まれのイギリス系アメリカ人画家で、ジャマイカで少女時代を過ごしたのち、演劇・挿絵・雑誌美術の世界で活躍していました。劇作家ブラム・ストーカーと親交があり、女優エレン・テリーの舞台美術にも関わった、当時のロンドンの芸術シーンに属する一人です。彼女自身も黄金の夜明け団系の組織に入っており、ウェイトとはそこで知遇を得ました。

ウェイトはスミスに、伝統的なマルセイユ版やフランス・イタリア系の古いカードを参考資料として渡しつつ、大アルカナの「秘密の伝統」に基づく改変(力と正義の番号入れ替え、愚者の新しい解釈、悪魔の図像変更など)と、小アルカナ56枚すべてに絵柄を入れる指示を出しました。驚くべきことに、スミスはこの仕事をわずか半年あまりで仕上げたと伝えられています。

ウェイト本人は序文で、スミスの仕事を控えめに、しかし誠実に評価しています。

象徴の帰属と意味に関しては、わたしの監修のもとで、画家として高い見識を備えた一人の女性がこれらを作成した。
— A.E. ウェイト『The Pictorial Key to the Tarot』序文(1910年)(筆者訳)

原文: “They have been prepared under my supervision–in respect of the attributions and meanings–by a lady who has high claims as an artist.”

ここには微妙な主従関係があります。象徴の割り当てと意味の決定はウェイト。その図像化と絵としての完成度はスミス。どちらが欠けてもRWS版は生まれませんでした。長らく解説書の帯には「Rider-Waite」とのみ記され、スミスの名前は埋もれがちでしたが、近年はこの協働の全体像を踏まえて「Rider-Waite-Smith」あるいは「Waite-Smith」と呼ぶのが標準になりつつあります。

書物の構成

『ピクトリアル・キー』は、全体が三部構成で組まれています。ウェイト自身が序文で示した構成は次の通りです。

  • 第I部「ヴェールとその象徴」(The Veil and its Symbols): タロットの歴史と考古学的検討。大アルカナ・小アルカナの概説。ジェブランのエジプト起源説の全面的批判。
  • 第II部「ヴェールの背後の教義」(The Doctrine Behind the Veil): 「秘密の伝統」としてのタロット論。大アルカナ22枚の内的象徴主義の詳細解説。RWS版デザインの根拠。
  • 第III部「神託の外的方法」(The Outer Method of the Oracles): 78枚すべての占い的意味。小アルカナ各札の図像説明と正位置・逆位置の意味。古代ケルト法(ケルト十字スプレッド)をはじめとする占い法の公刊。

この三部構成には、ウェイトの思想が反映されています。第I部では学問的誠実さをもってタロットの歴史を洗い、第II部では「高次の神秘主義」としてのタロットを語り、第III部では「低次の実用」としての占いに譲歩する——という順序です。ウェイトにとって占いは、タロットの本来の機能ではなく、読者の実用的ニーズに対する譲歩でした。


原文で読むウェイトのタロット観

『ピクトリアル・キー』の中核を、ウェイト自身の言葉で押さえておきましょう。この本の中で最も有名な一節は、第I部第1節にあります。

真のタロットは象徴主義である。それ以外の言語を語らず、それ以外の記号を差し出さない。その象徴に内なる意味を与えれば、それらは無限の組み合わせが可能な一種のアルファベットとなり、すべての組み合わせにおいて真の意味をなす。最高次元において、それは神秘への鍵を提供する——恣意的ではない仕方で、そして後付けで読み込まれたものでもなく。
— A.E. ウェイト『The Pictorial Key to the Tarot』第I部第1節(1910年)(筆者訳)

原文: “The true Tarot is symbolism; it speaks no other language and offers no other signs. Given the inward meaning of its emblems, they do become a kind of alphabet which is capable of indefinite combinations and makes true sense in all. On the highest plane it offers a key to the Mysteries, in a manner which is not arbitrary and has not been read in.”

この一節に、ウェイトのタロット観の核心があります。タロットは象徴主義(symbolism)そのものだ——これが彼のスローガンです。タロットとは、呪術的な装置でも、神秘的な波動を放つ道具でもなく、象徴によって真理を語る一種の視覚言語なのです。その象徴に内的意味が与えられれば、78枚のカードはアルファベットとなり、無限の組み合わせによって無限の意味を生み出します。

そしてここで重要なのは、ウェイトが「恣意的ではない (not arbitrary)」「後付けで読み込まれたものではない (has not been read in)」と二重に否定していることです。これは、同時代のオカルト作家たちが「タロットはエジプトの書だ」「タロットは失われたアトランティスの知恵だ」と好き勝手にこじつけてきた歴史への苛立ちの表明です。ウェイトにとってタロットの象徴主義は、こじつけや想像の産物ではなく、西洋秘教の長い伝統が積み上げてきた本物の言語体系だったのです。

もう一つ、第II部第1節から、タロットを「秘密の伝統」として位置づける根幹の一文を引きます。

タロットは普遍的観念の象徴的表現を具現化しており、そのうしろには人間精神のあらゆる含意が横たわっている。それらが秘密の教義を含むと言えるのは、まさにこの意味においてである——その教義とは、すべての人の意識のうちに埋め込まれている諸真理が、少数の者によって実現されるということであり、ただしその諸真理は通常の人々の表立った認識にまでは現れていない。
— A.E. ウェイト『The Pictorial Key to the Tarot』第II部第1節(1910年)(筆者訳)

原文: “The Tarot embodies symbolical presentations of universal ideas, behind which lie all the implicits of the human mind, and it is in this sense that they contain secret doctrine, which is the realization by the few of truths imbedded in the consciousness of all, though they have not passed into express recognition by ordinary men.”

ここでウェイトは、「秘密の伝統」という言葉にきわめて独特の意味を与えています。「秘密」とは、少数の選ばれた者が隠している情報のことではなく、「すべての人の内部に既に埋め込まれているが、意識の表面にはまだ現れていない真理」のことだ、と。タロットを理解するとは、誰か特別な師匠から秘儀を授かることではなく、自分自身の内部に眠っている普遍的観念に気づくことなのです。

これは、ウェイトのキリスト教神秘主義的な人間観と響き合います。人間の魂の奥には神との接点があり、タロットの78枚はその接点を照らす鏡として働く——これがウェイトのタロット理解の最深部です。


大アルカナ解釈の革新

伝統からの継承と逸脱

『ピクトリアル・キー』の第I部第2節では、22枚の大アルカナそれぞれについて、18世紀以降に「伝統的」と見なされてきた図像と解釈を概観しています。ウェイトはまずそれらを丁寧に記述したうえで、第II部第2節で「自分はこう読み変える」と独自の解釈を提示します。この二段構えこそ、本書の構造上の最大の特徴です。

ウェイトがとくに強い意志で伝統を改変したのは、次の4枚です。

一つは 8番と11番の番号入れ替え。従来のタロットでは「正義」が8番、「力」が11番でした。ウェイトはこれを逆転させ、「力」を8番、「正義」を11番に配置します。この並び替えは、占星術対応(獅子座=力、天秤座=正義)と黄道帯の順序を整合させる意図によるもので、黄金の夜明け団内部で議論されていた配列を公的な市販デッキに反映させたものです。

二つめは 愚者の位置づけ。ウェイトは愚者を0番として、大アルカナの番号体系の外に置きつつ、実質的には20番の最後の審判と21番の世界のあいだに配置することを示唆します。この含みを持たせた位置取りが、のちに「愚者の旅」という大アルカナ22枚を一つの物語として読む解釈を生み出しました。

三つめは 悪魔のカードの図像変更。エリファス・レヴィがバフォメット的な山羊頭の悪魔像を1856年に導入して以来、この図像が伝統化していましたが、ウェイトはそれをさらに再解釈し、祭壇の前に鎖でつながれた男女の小さな悪魔を配置しました。これは教皇のカードにおける二人の僧侶と視覚的に対応する構図で、「神的な権威への従属」と「物質への束縛」が、同じ構図のポジとネガとして描かれていることを示します。

四つめは 小アルカナ数札の絵柄化。これは後述の独立した章で詳しく扱います。

ウェイトはこれらの改変について、序文でこう弁明しています。

象徴の改変については、わたし一人が責任を負う。大アルカナに関するかぎり、それらは研究の志を持つ同輩たちからの批判を必ずや招くだろう。だがわたしは、礼節と学問的な品位の範囲内で言えば、どのような見解が表明されようとも、それにはまったく頓着しないとここで明言しておきたい。
— A.E. ウェイト『The Pictorial Key to the Tarot』第II部第1節(1910年)(筆者訳)

原文: “For the variations in the symbolism by which the designs have been affected, I alone am responsible. In respect of the Major Arcana, they are sure to occasion criticism among students, actual and imputed. I wish therefore to say, within the reserves of courtesy and la haute convenance belonging to the fellowship of research, that I care nothing utterly for any view that may find expression.”

ウェイトは改変の正当性を「秘密の伝統に従った」の一言で片づけ、その伝統の詳細を公開することは誓約に反するため拒否します。この態度は当時のオカルティストからは強く批判されましたが(特にポール・フォスター・ケースはのちに独自のタロット体系で公然と反論します)、ウェイトにとっては譲れない線でした。

愚者——「経験を求める精霊」

ウェイトの大アルカナ解釈のなかで、おそらく最もよく引用される一節が、愚者についての次の描写です。

まるで大地とその束縛が彼を引き留める力をほとんど持たないかのように、軽い足取りで、華麗な衣装をまとった若者が世界の高みにある断崖の縁に佇んでいる。彼は目の前に広がる青い遠方を見渡している——眼下の光景ではなく、大空の広がりを。歩を進めんとする彼の姿は、いまこの瞬間は静止しているとはいえ、なお前進の意思を示している。足元の犬はまだ跳ね回っている。深淵へと開いた縁に恐怖はない。それはまるで、彼が高みから飛び降りたとしても、天使たちが手を差し伸べて支えてくれるかのようだ。彼の面には、知性と、待ち望む夢が満ちている。彼は片手に薔薇を、もう一方の手には高価な杖を持ち、杖からは右肩越しに精緻な刺繍の施された財布が下がっている。彼はこの世界を旅する他の世界の王子である——すべて朝の栄光の中で、澄み切った空気の中で。背後で輝く太陽は、彼がどこから来て、どこへ向かい、幾日ののちどうやって別の道を通って戻るかを知っている。彼は経験を求めて旅する精霊である。
— A.E. ウェイト『The Pictorial Key to the Tarot』第II部第2節「愚者」(1910年)(筆者訳)

原文: “With light step, as if earth and its trammels had little power to restrain him, a young man in gorgeous vestments pauses at the brink of a precipice among the great heights of the world… He is a prince of the other world on his travels through this one — all amidst the morning glory, in the keen air. The sun, which shines behind him, knows whence he came, whither he is going, and how he will return by another path after many days. He is the spirit in search of experience.”

「the spirit in search of experience(経験を求める精霊)」。この短い一句が、20世紀以降のタロット理解を決定づけました。愚者は単なる無知でも無謀でもなく、自ら進んで経験の旅に出る精霊であり、22枚の大アルカナはその精霊の旅路を表す——という「愚者の旅」解釈は、ここから生まれました。愚者のカードそのものを含む78枚の意味はタロットカードの意味一覧で扱っていますが、その解釈の源泉は紛れもなくウェイトのこの一節です。

ウェイトは愚者を20番と21番のあいだに置きましたが、後の読者の多くは、ウェイトの意図とは別に、愚者を大アルカナの先頭に据えて「旅の起点」と読みました。ウェイト本人の配置論と、ウェイトの描写が生み出した「愚者の旅」解釈とは、実はずれているのです。しかし、そのずれを引き受けたうえで、ウェイトの描写が与えた「経験を求める精霊」というイメージこそが、現代タロットの愚者観そのものになっています。

女教皇、隠者、戦車——内向きのタロット

ウェイトの大アルカナ解釈には、通して読んでみると一つの傾向が見えてきます。それは、タロットの各カードを、外の世界への働きかけではなく、内面の静かな運動として読むという傾向です。

たとえば女教皇(II)を、ウェイトは「秘密の教会(the Secret Church)」と呼び、カバラのシェキナー(内在する神の栄光)と重ねて解釈します。隠者(IX)については、従来のオカルト解釈である「隠遁した賢者」ではなく「到達(attainment)のカード」と読み替え、「私がいるところに、あなたもいることができる」という静かな招きを読み取ります。戦車(VII)については、凱旋の勝利者ではあるものの、その征服は外的・顕在的であって内的なものではなく、女教皇の座す神殿の柱に至っても『トーラー』の巻物を開くことはできないとし、戦車の勝利の限界を示唆します。

こうした読み替えは、ウェイトがタロットを「魔術実践のマニュアル」ではなく「神と魂の関係を象徴化した視覚言語」として捉えていたことの反映です。黄金の夜明け団を脱退し、復興黄金の夜明け団を率いていた彼の内面的な信念が、大アルカナ22枚の読み替えにそのまま現れています。


小アルカナの絵札化という決定的革新

本書のなかで、RWS版タロットが「世界標準」になった最大の技術的要因は、第III部第2節で示される 小アルカナ56枚への絵柄付与でした。ウェイトはこの革新について、次のように記しています。

小アルカナに関して言えば、本書に付属するカードは近代において初めて——とはいえ、すべての時代において初めてというわけではないが——絵柄を伴うものである。それは、四つのスートの数に属する装飾である「ピップ (pips)」以外に、付加された絵柄である。これらの絵柄は占い的意味に対応しており、意味そのものは多くの源泉から引き出されている。
— A.E. ウェイト『The Pictorial Key to the Tarot』第II部第1節(1910年)(筆者訳)

原文: “In regard to the Minor Arcana, they are the first in modern but not in all times to be accompanied by pictures, in addition to what is called the ‘pips’–that is to say, the devices belonging to the numbers of the various suits. These pictures respond to the divinatory meanings, which have been drawn from many sources.”

「modern but not in all times(近代において初めて)」という留保は、中世ミラノのソラ・ブスカ・タロット(Sola Busca Tarot, 15世紀末)などに先例があったことを踏まえた慎重な表現です。ウェイトとスミスは、ソラ・ブスカ・タロットを大英博物館で実見して参考にしたと伝えられており、特に剣のスートの図案にはその影響がうかがえます。しかし、78枚すべての小アルカナを体系的に絵柄化し、しかも占い的意味と対応させて市販デッキとして流通させたのは、RWS版が世界初です。

この技術的選択が、タロットの学習曲線を劇的に変えました。マルセイユ版や伝統的パック式デッキでは、小アルカナの数札を覚えるには「カップ5個の並び=失望」「剣9本=悲嘆」といった無機的な対応を丸暗記するしかありませんでした。ところが、RWS版の「カップの5」は倒れた3つのカップと立っている2つのカップの前に佇む黒衣の人物の絵であり、「剣の9」はベッドの上で頭を抱える人物の絵です。絵を見るだけで、失望や悲嘆という意味を絵解きのように読み取れます。

この「絵を見れば意味が読める」という性質こそ、初心者のタロット学習をRWS版に誘導する最大の磁場になりました。そして、後続の多くのデッキ(ユニバーサル・ウェイト、ラディアント・ウェイトなど)がRWS版の構図をベースに微調整したものとして世に出ることになります。どのデッキを最初に選ぶべきかについては、タロットカードの選び方でも触れていますが、結論はシンプルで、初心者が最初に触れるべきなのはウェイト版系統のデッキ一択です。


ケルト十字スプレッドの公刊——実践面での貢献

『ピクトリアル・キー』第III部第7節「古代ケルト法 (An Ancient Celtic Method of Divination)」は、ウェイトがタロット実践に残した最大の遺産です。彼はこの章の冒頭で、次のように本法を紹介しています。

この占い法は、明確な問いに対する答えを得るために最もふさわしい。占い師はまず、質問の対象となる人物や事柄を表すカードを選ぶ。このカードをシグニフィケーター(Significator)と呼ぶ。…わたしが最初に提示するのは、英国・スコットランド・アイルランドで私的に長年使われてきた簡便な手順である。この手順がタロットカードと結びつけて公刊されたことは、わたしの知るかぎり一度もない。
— A.E. ウェイト『The Pictorial Key to the Tarot』第III部第7節(1910年)(筆者訳)

原文: “This mode of divination is the most suitable for obtaining an answer to a definite question. The Diviner first selects a card to represent the person or, matter about which inquiry is made. This card is called the Significator… I offer in the first place a short process which has been used privately for many years past in England, Scotland and Ireland. I do not think that it has been published–certainly not in connexion with Tarot cards.”

ここで重要なのは、ウェイト自身が 「この手順を発明したわけではない」 と明言している点です。彼が記しているのは、「英国・スコットランド・アイルランドで私的に使われてきた」方法の公刊であって、独創ではありません。しかし、それを10枚のポジションに番号を振り、それぞれの意味を体系的に言語化して活字にしたのはウェイトの仕事です。

  1. 覆うもの(This covers him)——質問の一般的影響
  2. 横切るもの(This crosses him)——障害
  3. 冠するもの(This crowns him)——最善の達成可能性・質問者の理想
  4. 下にあるもの(This is beneath him)——基盤
  5. 後ろにあるもの(This is behind him)——過ぎ去りつつある影響
  6. 前にあるもの(This is before him)——近い将来
  7. 自身——状況における態度
  8. その家——環境
  9. 希望または恐怖
  10. 来るもの——最終結果

この10ポジションの体系は、現代のあらゆるタロット解説書・Webサイト・アプリで繰り返し再利用されています。つまり、世界中で「ケルト十字スプレッド」と呼ばれている占い法は、1910年のこのページから直接派生しているのです。ポジションごとの詳細な読み方・実例・注意点はケルト十字スプレッドの完全ガイドで扱っていますので、あわせてご覧ください。


ウェイトの知られざるねじれ——占いを評価しなかった男

本記事で最も強調しておきたいのは、ウェイト自身はタロット占いをほとんど評価していなかったという事実です。これはタロットを学ぶ人の多くが知らない、意外な一面です。

『ピクトリアル・キー』第III部第3節「大アルカナと占い的意味」の末尾で、ウェイトは各カードの占い的キーワード(たとえば「女教皇:秘密、神秘、沈黙。逆位置:情熱、道徳的または物理的熱意、尊大、浅薄」といったキーワード集)を列挙した直後に、次の一文を置いています。

これらの帰属すべてにおいて、表層的な意味が抗いがたく示唆する場合を除いて、大アルカナから占いの技法によって引き出されるものは、人為的かつ恣意的であり、わたしにはきわめて不当なものと映る。しかし、光の神秘と幻想の神秘とは別のものである。これらのカードに占いの相をあてがうこと全体は、長期にわたる無礼の物語である。
— A.E. ウェイト『The Pictorial Key to the Tarot』第III部第3節(1910年)(筆者訳)

原文: “It will be seen that, except where there is an irresistible suggestion conveyed by the surface meaning, that which is extracted from the Trumps Major by the divinatory art is at once artificial and arbitrary, as it seems to me, in the highest degree. But of one order are the mysteries of light and of another are those of fantasy. The allocation of a fortune-telling aspect to these cards is the story of a prolonged impertinence.”

「長期にわたる無礼の物語 (the story of a prolonged impertinence)」——これは厳しい言葉です。ウェイトは、自分が占い的意味を整理した第III部そのものについて、「占いの伝統は、タロットの本来の尊厳に対する長年の無礼の歴史だ」と断じているのです。

なぜ評価していないものを書いたのか。ウェイトの立場からすれば、タロットの本領は第II部「ヴェールの背後の教義」にあります。そこでは、大アルカナ22枚が人間の魂の神秘主義的歴程として語られています。しかし、世の読者の大半は占いの実用書を求めてこの本を手に取る。第III部は、そうした読者への譲歩として書かれたのです。

ここにウェイトという人間の矛盾と誠実さが同時に見えます。彼は占いを軽蔑していましたが、それでも誠実に占い的意味を整理し、ケルト十字法を公刊しました。そしてその「譲歩」こそが、皮肉にも20世紀以降のタロットを世界中に広める最大の原動力になったのです。

タロット占いで結果が深く読めなかったときにウェイトを引用する意義は、まさにここにあります。カードの占い的キーワードを「辞書の一語」と同じく使うのではなく、ウェイトが第II部で描いた各カードの神秘主義的肖像に立ち戻って、象徴そのものと対話するという読み方こそ、ウェイトが本書で推奨していた使い方だからです。


ウェイトがタロット界に残したもの

ウェイト系統の広がり

ウェイトが1910年に出版した一冊と78枚は、その後の100年あまりのタロット史を事実上独占しました。

  • ユニバーサル・ウェイト・タロット(1990年、メアリー・ハンソン・ロバーツ着色)——オリジナルRWS版をよりソフトな色調に描き直したもので、現代の標準的なウェイト版として広く普及しています。
  • ラディアント・ウェイト・タロット(2003年、ヴァージニア・パウエル・マイヤー)——さらに鮮やかな色彩と洗練された線で現代の読者向けに仕上げ直した版。
  • ハンソン・ロバーツ・タロットゴールデン・ライダー・タロットミニチュア・ライダー・タロット——サイズや画風のバリエーション。
  • 膨大なテーマ別ウェイト派生デッキ——動物タロット、猫タロット、星座タロット、文学タロットなど。構図と意味はRWS版を踏襲しつつ、モチーフをテーマに合わせて変更したもの。

これらすべてが、1910年のRWS版を源流としています。書店に並ぶタロットのうち8割以上が「ウェイト系統」に属すると言っても過言ではありません。

批判と限界

一方で、ウェイトの仕事には批判もあります。

最も有名な批判者の一人が、アメリカの ポール・フォスター・ケース(1884-1954)です。ケースはウェイトの象徴割り当ての一部を「意図的な誤誘導」と見なし、独自のB.O.T.A.(Builders of the Adytum)版タロットを制作しました。ケースの立場では、ウェイトは「秘密の伝統」を守るためにヘブライ文字対応やパスワーク(生命の樹の経路との対応)を意図的に公表しなかった、あるいは誤った位置に置いた、とされます。

もう一人の批判者は、言うまでもなく アレイスター・クロウリー(1875-1947)です。クロウリーはウェイトと同じく黄金の夜明け団出身でしたが、ウェイトの神秘主義的路線を「骨抜きのタロット」と見なし、自らは魔術と占星術を極限まで組み込んだトート版タロットを制作しました。ウェイトとクロウリーは個人的にも険悪で、クロウリーはウェイトの文体を「もったいぶった退屈さ」と揶揄する文章を残しています。

タロットの思想系譜全体のなかで、ウェイトは「大衆化」という方向を担いました。クロウリーが「魔術化」、ケースが「教育化」を担ったのに対して、ウェイトは「誰でも手に取れる絵物語」としてのタロットを世に送り出したのです。この三者の対比についてはタロットの古典 完全ガイドで系譜図を示していますので、あわせて読むと理解が立体化します。


実践に活かすウェイト的視点

ウェイトを読むことが、実際のリーディングにどう役立つのか。筆者の経験から、具体的な活用法を三つ挙げます。

一つめは、「絵を読む」姿勢を取り戻すこと。 現代のタロット実践は、カードごとのキーワード暗記に傾きがちです。「愚者=新しい旅立ち」「恋人=選択」といった単語の連想で読みが終わってしまう。しかし、ウェイトの第II部を読むと、各カードの図像の細部(魔術師の頭上のレムニスケート、女教皇の柱に刺繍された柘榴と椰子、節制の天使の足が地と水に置かれていること)すべてに意味があることが分かります。リーディングで迷ったら、まずカードの絵そのものに戻って、細部を一つ一つ観察する——これがウェイト的リーディングの基本動作です。

二つめは、「占い的意味」と「象徴的意味」を分けて使うこと。 ウェイト自身が第III部の末尾で認めていたように、占いキーワードは便宜的な整理にすぎません。プロの現場で相談者に説明するときは、キーワードを並べるだけでなく、「ウェイトはこのカードを『経験を求める精霊』と呼んでいます。だから今のあなたは……」と象徴側の言葉を織り交ぜる。これによって、リーディングの厚みが一段深くなります。

三つめは、ケルト十字スプレッドを「ポジション意味のまま」ではなく「ウェイトの原文の問いかけ」として使うこと。 1番「This covers him(これが彼を覆っている)」、2番「This crosses him(これが彼を横切る)」——この英語の語感には、単なるポジション名を越えた問いかけがあります。日常の「過去・現在・未来」ではなく、「いま質問者を覆っている空気は何か」「何がその空気を横切って邪魔しているか」と、ウェイトの原文の言葉づかいそのものをスプレッド解釈の手掛かりにすると、ケルト十字はまったく違った深みを見せてくれます。

ここで紹介した三つの視点は、どれもプロのリーディングで実際に使える技術です。カードの意味の暗記に頼るのではなく、絵と原文と問いに戻る——それがウェイトの遺した最も実用的な遺産だと筆者は考えています。リーディングを全般的に磨き上げたい方はタロットリーディングのコツもあわせてご覧ください。


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関連シリーズ記事

タロット古典シリーズ全体はタロットの古典 完全ガイドに集約しています。ウェイトと直接関係の深い個別記事は次の通りです。

既存記事からの導入としては、タロットカードの選び方でウェイト版デッキを推奨した理由の背景、タロットの歴史で時系列的にウェイトの位置を確認することをおすすめします。愚者を含む78枚の解釈の源泉を辿りたい方はタロットカードの意味一覧、ウェイトが公刊したケルト十字スプレッドの完全ガイドもあわせてご覧ください。


このカードで占ってみる

ウェイト版の78枚を実際に並べて練習するなら、Prophetess Tarotが便利です。登録不要・無料で、ブラウザ上にRWS版デッキを並べられます。まずはワンオラクル(1枚引き)で1枚引いてみて、「ウェイトはこのカードをどう描写していただろうか」と問いかけながら読む練習をしてみてください。

自分の解釈に自信がないときは、タロット道場AIにカードと質問を入力して、フィードバックを受けてみてください。典拠を踏まえた読みと、AIが示す読みを比較することで、自分の解釈の癖や盲点が見えてきます。


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参考文献

  • A.E. Waite, The Pictorial Key to the Tarot: Being Fragments of a Secret Tradition under the Veil of Divination, London: William Rider & Son, 1910
  • A.E. Waite (trans.), Éliphas Lévi, Transcendental Magic: Its Doctrine and Ritual, London: George Redway, 1896
  • A.E. Waite, The Secret Tradition in Freemasonry, London: Rebman, 1911
  • A.E. Waite, Shadows of Life and Thought(自伝), London: Selwyn & Blount, 1938
  • R.A. Gilbert, A.E. Waite: Magician of Many Parts, Crucible, 1987
  • Stuart R. Kaplan, The Encyclopedia of Tarot, Vol. III, U.S. Games Systems, 1990(パメラ・コールマン・スミスの伝記情報を含む)

本書『The Pictorial Key to the Tarot』は、原著者A.E. ウェイトが1942年没であるため、日本の著作権法(著作者死後70年)に基づき2013年にパブリックドメイン入りしています。本記事はすべて日本国内で公開されるため、日本基準で直接引用を行っています。本文中の原文はすべて初版(1910年、William Rider & Son)の sacred-texts.com 所蔵の公開版に基づき、日本語訳はすべて筆者訳です。


著者紹介

五十六謀星もっちぃ / 占い業界歴19年。10代で占い師デビュー後、対面鑑定や電話占い、占星術の連載や多数のメディア出演を経験。著書『五十六謀星もっちぃの占星術講義』(説話社)、『はじめよう電話占い師』(同文舘)。延べ5万人を鑑定し、250人以上の占い師を育成。

五十六謀星もっちぃ

10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。老舗の占い館の史上最年少占い師などを経て、現在は占い師養成講座を主催。延べ5万人を鑑定。占い師の採用試験の実技審査員を400件以上担当。テレビや雑誌などメディア出演多数。著書に『1日2時間で月10万円 はじめよう 電話占い師』(同文舘出版)がある。

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