4月1日(月)
通常業務。今日から妻が占いの仕事に復帰する。実に一年半ぶりに専業主婦を脱した格好になるが、しばらくは週に二回の極めて短い待機のみである。元号の発表をリアルタイムで見たいところではあったが、タイミングが合わず少し遅れて官房長官閣下の持つ額縁を確認。美しい語感に心洗われるような清さを感じた。学生時代に愛読した『万葉集精釈』をひっぺ替えしたが、出典となる文章は載っていなかった。しかし、なんとも美しい元号である。
4月2日(火)
休日。朝はまどろみの中で録画していたドラマをえならず堪能。空腹の限界までそれを続けて、ついに食べたのは朝昼兼用の角煮丼。これは先月末に作って冷凍しておいた自家製の絶品角煮に新しいタレをかけてゴマとネギをこんもりと盛り付けたものである。夕方には、二駅先のショッピングセンターに出かける。もうすぐトイザらスができるらしい広告を見てウキウキする。童心は大切である。晩酌は唐揚げと卵焼き、レタスと海苔とゴマのサラダ。画題のようなこの組み合わせは、本来夜桜見物の弁当にしようと思っていたもの。今春は寒すぎる。
4月3日(水)
通常業務。朝から多忙。大好物の食べる醤油ごはんを朝から食べて、体にエナジーを送る。休み時間は一人で散歩。エリクソンの心理学について少し気になることがあったので、図書館で調べようとしたが、目当ての資料がなかったため、桜の並木道を通って帰宅。夜ご飯は京風に煮た大根とホッケの一夜干し。
4月4日(木)
通常業務。終日多忙。昼食は、汁なし担々麺。待機が終了した後、久しぶりに夜の散歩へ。ドンキホーテにて腹筋トレーニングのおもちゃを購入。帰り道に、ついに夜桜見物。桜のプリントのアサヒビールとトリのしそ巻き串をローソンで購入し、公園のベンチでしずかな夜会。風流。
4月5日(金)
休日。朝はベッドの中で一時間くらいドラマを見て、体が温まったところで読書開始。3時間ほど経済関連の勉強をして、その後ブランチ。昨日の担々麺の残りにご飯をぶち込んだもの。夕方まで少しだけ待機をしてから、買い物へ。近所に新しくオープンしたスーパーへ。その後少しだけフロイト批判の本を読んで、晩酌。手製の和牛のたたき寿司と和風チキンBBQ、そして妻の作ったポキ。どれも絶品なり。
4月6日(土)
通常業務。昼休みは水彩画で、モグラの家の絵を描いた。夜の待機が終わった後は、今年最初の立ち飲みに出かける。ようやく外で飲める季節になってきた喜びをかみしめ、ハムカツ、らっきょう、ガツ刺しでホッピーを5杯ほど飲む。
4月7日(日)
通常業務。ことさらに発表すべきことではないが、私はプロレスファンである。この日、日本時間の朝早く、ニューヨークのマディソンスクエアガーデンという格闘技の殿堂で、我らが新日本プロレスのオカダカズチカのタイトル戦が行われた。それはとても画期的で歴史的な出来事である。仕事が終わって録画したビデオを楽しむまでは、決してニュースを見ないようにがんばった。夜遅くに試合を見終わってネットニュースを解禁したところ、オカダのニュースは何もなかった。
4月8日(月)
通常業務。終日フロイト関連の読書。
4月9日(火)
休日。昼過ぎまで読書。その後、散歩がてら税務署までの往復を一時間くらい歩く。帰りに良いスーパーで和牛上カルビのブロックを購入。夜は、妻の誕生祝いのホームパーティ。和牛の炙り寿司、生ハムとグリルソーセージ、スモークサーモンなど。嫁の好物は父と似ている。
4月10日(水)
通常業務。休憩時間に与沢翼氏の本を読む。氏の本は初めて読むのだが、非常に面白い。今月中に残りの著作も読むつもり。妻も仕事であるため、昼ご飯は私の手製で焼き肉味の汁なしラーメンを作った。我ながらバカの食べ物である。
4月11日(木)
通常業務。天気が非常に良かったので、散歩に出たい気分ではあったが、開発中の占いプログラムのアップデートを行うために引きこもる。夜の待機終了後、お気に入りのグラスが割れたため買い物へ。この時間に開いているのはドンキホーテのみであるため、今月2回目の訪問。望外に上出来な薄はりのグラスを二脚購入。
4月12日(金)
通常業務。ここ数日、お気に入り登録をくださる方が急増したので縁起を担いで待機を増加。休憩時間は美容室へ。さっぱりとしたかわいらしいイケメン調の仕上がり。終日多忙。
4月13日(土)
通常業務。航空機の飛ばし方に関する本を熟読。久しぶりにフライトシミュレータに挑戦したいところだが、なかなかまとまった時間がとれず、首も痛むので断念。夜遅くまで占いのソフトウェアの開発業務。
4月14日(日)
通常業務。占い師向けのソフトウェアの開発作業を行う。相変わらず素晴らしい仕上がり。しばらく閉鎖状態になっていたサイトを復旧した。夕方からキャンペーンが始まり、夜まで多忙。夜ご飯は鳥鍋。鶏肉は雑炊の前菜である。
4月15日(月)
通常業務。仕事のさなかに、日常使いに不可欠な万年筆のインクで書くフェルトペンが故障。同じ色でメモをとらないと仕事にならないので、やむなく万年筆でメモをとる。もちろんなめらかではあるが、キャップの開け閉めなどに気を遣うため、メモ書きには不便。待機終了後は立ち飲み。クエン酸サワー2杯。