一電話占い師の日乗 2019年12月前半

この記事は約4分で読めます。

  尊敬する私小説作家の日乗を真似て、電話占い師としての日々の生活を記します。通常業務の日は、朝の9時から13時まで電話占いで仕事をして、その後4時間の休憩を取って、17時から21時まで働いています。この日記は、その4時間の出来事と夜の慎ましやかな晩酌が主題です。

一電話占い師の日乗

12月1日(日)
 通常業務。休憩時間はおとなしく勉学に励む。オンラインサロンの作り方や、通話システムの構成の仕方を学ぶ。夕方、来たるべき時代に備えて、上質なマイクが必要だと思い立ちいろいろと探してみる。若い日に使っていたオーディオインターフェイスが使えそうな予感。

12月2日(月)
 午前のみ電話占い。昼から日比谷セントラルマーケットの一角へ。今回は数年ぶりとなるところの、対面鑑定を行った。読者様やSNSでのお知り合いの方がお見えになって、とても楽しい時間を過ごすことができた。対面鑑定をやるたびに思うのだが、やはり私は占いが上手いのである。

12月3日(火)
 待機なし。業界関係者の方と面会して情報交換を行う。これからの時代の電話占いや、その周辺事業について、いろいろと有益な情報をもらった。その後、燦伍さんで行われている月例の交流会に参加。相変わらず楽しそうな雰囲気をまとった真朱先生と陽気な交流。近年の占いに関する情報を多数仕入れる。占い師に必要なのは人脈である。

12月4日(水)
 通常業務。なかなかにハイセンスなコンデンサマイクが到着。占いのコンサルティングもお客様との会話も、音声がスイートでなければ始まらない。夜ご飯は、異様に旨い鳥の照り焼き。

12月5日(木)
 通常業務。できれば年内にブログのリニューアルを行いたいと願い、テンプレートなどを模索する。さりとてそれほどよいものに巡り会うわけでもなく、おそらくこのまま新年を迎えるだろうと考えながら、各種の原稿を執筆。

12月6日(金)
 待機なし。妻が病院に行ったため、特に出かけることもなく自宅で業務に没頭。新しい時代を作るための企画書を多数作成。夜はすき焼き。このために生きていると思えるほどの美味。

12月7日(土)
 通常業務。単行本で読了した遠野遥氏の『改良』があまりにも楽しかったため、選評を読むために『文藝』を取り寄せていたのだが、睡眠の直前に改めてパラパラめくってみるとビートたけし氏の小説が目に留まる。少しだけのつもりがしっかり読み込み、結句寝る時間が遅くなった。

12月8日(日)
 通常業務。やらなければならないことが目白押しの一日。何より来年の卓上カレンダーをいよいよプリントした。これは、私の占いに必要な情報が書き込まれた独自のものである。占い師にとって暦を作ることは、魔女が大鍋をかき混ぜるのと同じくらい伝統的に大切な行事である。

12月9日(月)
 通常業務。ホロスコープソフトを移植するべく、javascriptをこねくり回す。これを本当に私がやるべきなのかは迷うところであるが、占い師にとってホロスコープを作ることは、魔法使いがホウキに乗るのと同じくらい伝統的に大切な行事である。

12月10日(火)
 休日。久しぶりに仕事を離れて外出。ららぽーとで文具やフライングタイガーを楽しみ、クリスマスプレゼントなどを準備する。その後イケアへ。例のミートボールを平らげてから、特に必要のない家具の大きさなどを測ってみる。どうして家具屋は楽しいのだろうか。

12月11日(水)
 通常業務。全然ブログがかけていないという現状に愕然とする。下手をすると、一個飛ばしでこの日乗が繰り返されるだけのブログに成り下がってしまう。かといって中途半端なものを書くのもお目汚しなので、一生懸命に執筆。この一月は忙しい。書籍を出すと人生が変わる。

12月12日(木)
 通常業務。朝ご飯は食べる醤油をかけたうどん。昼ご飯はハヤシライス。夜ご飯は鍋。

12月13日(金)
 待機なし。朝から各種の業務の準備に忙殺される慌ただしい時を過ごす。夕方から新規事業のコンサルティング業務。その後、学研さんの「エルフィン」が復刊したことを記念するパーティーへ。日本中から図鑑で見るような占い師さんがたくさん来ていた。我が業界で知らぬものがいない神様にサインをもらって、記念撮影を行った。

12月14日(土)
 通常業務。連日の疲れで動きの鈍い一日。各種業務に追われつつ、終日疲労。

12月15日(日)
 通常業務。とある有名なメルマガ様とのコラボレーション企画を行う。その対応で終日多忙。その分を償還するかのごとくに本業の電話占いが過疎。デビュー来の最安値を更新したのではないだろうか。別に休憩を長くしたわけでもないので、不思議としかいいようのない顛末である。

タイトルとURLをコピーしました