一電話占い師の日乗 2021年12月

尊敬する私小説作家の日乗を真似て、電話占い師としての日々の生活を記します。そうはいってもすでに占い師としての現役の活動は極めて少なく、多くの時間を原稿執筆と講座準備、コンサルティングに当てています。なかなか多忙な仕事の合間に楽しむ食事や散歩などの行状を告白します。

12月1日(水)
動画講座の案内用の動画を撮り直すべく、台本を練り直す。なかなか大変な作業。これまでは、占い師になる方法の視聴率が悪かったため、代わりに占い師のコミュニケーション術についての台本を執筆。想像より早く書き上がったため、夕方から撮影。夜はローストビーフ。

12月2日(木)
朝、電話占いの待機。昼から動画の編集とスライド作成。夕方、ananwebの原稿依頼を大量受注。にわかに多忙な年末。夜はミートローフ。

12月3日(金)
朝から原稿執筆で終日多忙。

12月4日(土)
タイタンの学校27回目。書道の授業。占い師たるや、いざというときにそれなりの字を書けなければ格好がつかないので、今後さらに習いたいと考えている。夜は近所のカフェの弁当。

12月5日(日)
朝から原稿執筆。新作のオリジナル占いを記事にするという企画をいただいたため、その準備に取りかかる。プログラムを使って導くことが可能であれば、いくらでも楽しいアイディアが出てくる。こういうときには自分が持っている技のすべてを見せたい性格ゆえ、プログラム込みの企画を作成する。夕方、家族と桃鉄。

12月6日(月)
コンサル業務などでゆっくりスタートする一日。各種の残務を処理しつつ昨日考えた企画を提案。夕方、プログラムを使った企画は難しいという返答を得る。やむなく用意していた代案を提案。こちらも普通はなかなか受けてもらいにくい思い切った企画であるが、拾ってもらうことに成功。

12月7日(火)
しいたけさんの2022年上半期の占いを読み込む。こういう作業を軽視すると、占いの同時代性が下がる。占いは代わり映えしないように見えて、時代によって全然違う軸を持っている。夕方から、占い師のプロフィール作成など。

12月8日(水)
処女作である『はじめよう電話占い師』の重版に伴い、いくつかの取引先に献本を送る。夕方から原稿執筆。献本の添え状はすべて手書きであるが、こちらはPCなので手紙よりも簡単な作業である。妻が美容室に行くといって出かけたものの、タクシーが捕まらず断念。夜は手製のあんこう鍋。

12月9日(木)
朝から原稿執筆。夕方から妻が親戚の都合で外出。珍しく外泊するとのこと。鬼の居ぬ間に命の洗濯をしたいところであるが、それほど心がすさんでいるわけでもなく、何より押し寄せる仕事が多忙である。夜は手製の鶏手羽のインド風の焼き物。

12月10日(金)
昼過ぎまで熟睡。その後、原稿執筆。夕方から美容室へ。すっかりなじみとなった美容師による、一切の負担がないコミュニケーションを楽しむ。彼女のほどよい無関心は、会話への余計な気遣いの負担を軽減している。

12月11日(土)
タイタンの学校27回目。大好きな演技の授業が最終回。とても寂しい。代わりに今回から始まるメンタリティの授業が非常に面白い。私が会ったことがある人物の中でトップクラスに聡明な精神科医の吉田たかよし先生の授業。10分おきくらいに人生が変わるような英知を受け取ることができる。できれば弟子入りしたい。夜はゴローズカフェのローストポーク弁当。

12月12日(日)
コンサル業務多数。このところ検討していた講座を撮影して早速編集。夕方から新しい講座の内容を検討し始める。

12月13日(月)
午前中に諸業務をこなし、昼から打ち合わせのため神楽坂へ。久しぶりの対面式の打ち合わせ。有名な占い師さんや、いつもお世話になっているプロデューサーとの業務。担当はプログラム作成。一見すると占い師の仕事とは思えないが、しかし、占いを知っているからこそ作成できるプログラムがあるのである。

12月14日(火)
公式LINEアカウントの配信内容に、全く気づいていなかったリンク切れが発生していた事実を読者様から教わる。即時修正。結構な予算をかけて作成しても、こういうミスはどこかに残るものである。夕方から新しい企画の作成に取りかかる。占い師としてはともかく、物書きとしては、このままでは終われないのである。

12月15日(水)
朝から企画の検討をしていたが、ふとおもいたって鑑定を受けるために雨宮先生の極楽満月へ。同所は占いとシーシャを楽しめる場所である。オーディションやコンサル生以外の鑑定を受けるのは久しぶりであったが、非常によい収穫を得ることができた。その後、居合わせた有名占星術師と会話が弾み、結局夜まで滞在。

12月16日(木)
朝は電話占い。昼過ぎ、いよいよオリジナル占いの原稿に着手。珍しく締め切り前日というギリギリのタイミングでの作成となったのは、テーマの中に含まれている理系要素がわかりにくいという指摘。「アルカリ金属タイプ」のあなたは、バッテリーのようにエネルギーを蓄え、「アルカリ土類金属タイプ」のあなたはフラッシュのように光り輝くという設定を用意していたが、どうやら難しい様子。決定稿は1月2日に配信されるananwebを参照していただきたい。

12月17日(金)
朝から読書三昧の一日。その後、昨日受け取ったエネルギーを企画書にぶち込むべく検討に次ぐ検討。とても充実した作品を作れる可能性を感じる。しかし、企画をまとめるためには読み込まなければならない書籍が多数あるため、なかなか時間がかかる見込み。

12月18日(土)
タイタンの学校28回目。書道の授業。ちょっとした大喜利が行われたため、いくつか回答する。そこで気づくのは、自分の発想がグロテスクであるということ。

12月19日(日)
個人鑑定業務や各種庶務、そしてコンサル業務などが目白押しの一日。すべての業務を効率よく短期間でこなして夕方には仕事を終える。それもすべて、M-1グランプリをリアルタイムで視聴するためである。非常に楽しく見ていたが、あまりにも仕事を頑張りすぎたため、ファイナルラウンドの前のCMで寝落ち。次に目覚めた時には錦鯉さんが夢をつかんでいた。

12月20日(月)
コンサル業務や日乗のアップロード、そして各種請求書の発行など多忙。その後ヨーカドーに買い物に行き、帰宅後はポスターカラーでお絵かき。画題はガンダムに登場するマゼラアタック。

12月21日(火)
コンサル業務など多忙。昼過ぎから買い出しへ。まず安楽亭で焼き肉ランチを堪能。年末の平日のためか、店内の空気は些かすさみ気味で、この世で一番安いと思われるジャージで上下を揃えたおじさんたちが昼から酒を飲んでいた。その後、ここ数年我が家の恒例となっている寝正月用の大容量いなり寿司の皮を購入。夜は玉こんにゃくの煮物で焼酎。

12月22日(水)
税金に関する業務など複数。ふるさと納税のシステムは自営業者、特に占い師にはなかなか過酷なものである。年末にいきなり50万円の投資をする可能性もあるし、大晦日に100万円の売り上げを得ることもあるのが人を相手にした自営業である。そのため、毎年ギリギリまで寄付額が決まらない。夜はうな重。

12月23日(木)
朝から読書。昼過ぎには進行中のプロジェクトに関するデータをプログラムで計算。占星術の量的処理は実に面白い分野である。夕方、ふるさと納税対策の財務を少し検討してからヨーカドーへ。帰宅後、さらに少し作業。

12月24日(金)
占い師のサロンの講座のアップロードなど業務多数。午前中に世界堂で注文した商品が配達完了になっていたので、わくわくして取りに行ったが届いていなかった。佐川急便に確認したところ、機械操作のミスとのこと。夕方に配達される。書籍の配送はよほどでない限りはそれほど心待ちにしないが、世界堂からの到着はどう考えても、誰がどう見ても心待ちなのである。内容は、水彩に対応したケント紙やポスターカラーのピンク、そしてホルベインの絵皿である。夜は鴨肉のローストとサンドイッチ。コアントローのカクテル。

12月25日(土)
タイタンの学校29回目。世界堂のHPを見ていたら、福袋が発売されることを知り、学校の前に新宿本店に寄り道して購入。この25日に発売であり、学校からもほど近いとあっては、もはや神様がおすすめしているとしか思えないのである。夜は駅前のデリのローストチキンとロッテリアのフライドチキン。

12月26日(日)
タイタンの学校のライブ見学の予定が、妻の体調不良と業務多忙につき急遽予定変更。自宅にてポスターカラーを使ってタロットの絵を制作。夕方からオンラインサロンに関する打ち合わせ。夜は某大手電話占いの採用担当者と半分私的な電話。電話占い業界は景気がよくても悩みが生まれるものである。

12月27日(月)
終日創作活動。昨日に引き続きオリジナルのタロットのイラストを書く。世間は仕事納めであるが、占い師の年末は遅い。夕方から買い物へ。ステラおばさんのクッキーなど、ちょっとした菓子を購入。

12月28日(火)
コンサル関連の業務。その後、隙間を見ては創作活動。何かとテンションが上がらない一日。お茶やお酒など、年末年始に必要な飲み物を注文。夜は寿司。

12月29日(水)
添削レッスンが一気に増加し、急遽コンサル系の業務に取り組む一日。年末のリズムはつかみにくい。買い物に行くのがどうしても面倒くさい。

12月30日(木)
仕事納め。最後にコンサル関連の仕事を終えて、各種のご挨拶を行うなど何かと多忙。夕方から年内最後の買い物へ。昆布締め用の鯛などを購入。帰宅後、早速大きな昆布にのせて仕込み。

12月31日(金)
休日。朝からクリスマスツリーの後片付けを手伝い、その他年末年始の準備を行う。その後、紅白歌合戦などを見つつ、楽しいお正月モードに突入。おせちは、賛否両論の笠原氏や4000チャイニーズの菰田氏とイタリアのなんとかさんの共演3段重。これは2年連続のチョイスだが非常に美味。笠原氏に関しては、6年くらい連続となる。おせちは絶対に外せないので冒険はしない。なお、一年で一番好きな番組は「行く年来る年」である。

五十六謀星もっちぃ

10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。老舗の占い館の史上最年少占い師などを経て、現在は占い師養成講座を主催。延べ5万人を鑑定。占い師の採用試験の実技審査員を400件以上担当。テレビや雑誌などメディア出演多数。著書に『1日2時間で月10万円 はじめよう 電話占い師』(同文舘出版)がある。

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