既婚者の男性が休日をどのように過ごしているか。それは意外とあまり知られていない情報の少ないことなのではないかと思います。占いをする上で、既婚男性の休日についての一般的な知識は多くの場面で役に立ちます。家族のある男性と恋をしている独身の女性にとっては、既婚男性の休日というのは、ブラックボックスでもあります。今回は、数字と占い師としての経験の両面から既婚男性の休日にスポットを当ててみたいと思います。
既婚男性は休みの日に何をしているのか
既婚男性の休日といえば、何をするでもなくのんびりとだらだらしている印象があるかもしれませんが、はたしてそれは的確なのでしょうか。普段は仕事人間な男性のオフの過ごし方を、客観的な情報からひもといてみましょう。
そもそも男性は休日に何をやっているのか
そもそも男性は、休日に何をしているのでしょうか。 株式会社バルクによる「休日に関するリサーチ結果」の休日の過ごし方から上位のものをあげてみると、一番多いのはショッピングをすることです。これは、服を買いに行くことを始め、趣味に関する買い物や、ホームセンターでの買い物があてはまります。
その他には、「ゆっくり寝る」「テレビやビデオを見る」「趣味に没頭する」「ドライブをする」「スポーツ」「友達に会う」などといった、他人から見ればどうでもよいような時間の過ごし方をしていることがわかります。男性が休日の過ごし方として重視していることは1位が「のんびりすること」2位が「身体を休められること」だそうですので、休日まで頑張るようなことをせずに気楽にだらだら過ごしているということなのでしょう。
同ランキングでは、男性の休日の過ごし方の4位は「家族とレジャーをする」がランクインしています。しかし、これに該当する男性は16.7%ですので、多くの男性が家族と遊んでいるというのは無理があるように思います。既婚男性の休日の外出の実態について見てみましょう。
家族との外出について
既婚者の男性がどれくらいの時間を家族とともに過ごしているのかを示すデータとして、朝日大学マーケティング研究所が413名の首都圏の既婚男性を対象に行ったアンケートが興味深いことを示しています。まずは休日の外出についてのデータは下図のようになっています。
朝日大学マーケティング研究所 既婚男性の独り行動に 関するマーケティングデータ より引用
これを見ると、家族と外出することがあると答える既婚男性は、どの世代でも大半を占めていることがわかりますが、12歳以下の子供と同居している男性であってもその割合は100%ではありません。約13人に一人の男性は、小さい子供がいるにもかかわらず、休日に家族と一緒に出かけないのです。
恋愛の相手の既婚者が家族とは疎遠である場合は、まさにこれに当てはまるのでしょう。また、すべての世代で半数前後の男性が、休日に一人で外出することがあるというのも興味深い点です。これについてを別のデータからひもといてみます。
家ではどのように過ごしているのか
特に若い世代を中心に、外出離れが叫ばれて久しいですが、外出をせずに家でゆっくり過ごす既婚男性も少なくありません。先出の株式会社バルクの調査では、
家では、インターネットを見たり、ゲームをしたり、室内の趣味があればそれに没頭したり、あるいは動画を見ながらぼーっと過ごしたりしていることが多いようです。こうした時間を過ごす際に、家族とはどのような距離感なのでしょうか。朝日大学マーケティング研究所のデータをもう一つ引用してみましょう。
朝日大学マーケティング研究所 既婚男性の独り行動に 関するマーケティングデータ より引用
図中の赤で示されているのが、休日を家族と別の部屋で過ごしている男性の割合です。このアンケートは両方にイエスと答えることができる仕組みなので、合計が100%を超えているのですが、注目するべき点は、休日に家族と同じ部屋にいない男性が結構いることです。40代以降は8人に1人が、休日に家族と同じ部屋で過ごしていないことが示されています。
30代においては都市部を中心に住宅事情で家族と同じ空間にいざるを得ない人がいることも考えられますが、いずれにしても少なからぬ数の男性が、休みの日に家にいるからといって奥さんと一緒に過ごしているとは限らないことが示されているといえます。
子供がいる場合
子供がいる家庭では育児に関わっている男性は半数を超えています。CanCanの調べでは、ワンオペ育児と感じている女性は41.8%だそうです。該当記事では4割がワンオペ育児であるという見出しで紹介されていますが、当ブログのテーマに即して解釈すれば、6割の男性が何らかの育児をしているということになります。
例えば、自分の休日に奥さんが仕事に出ている男性の場合には、子供に朝ご飯を作って食べさせて、そしてその後片付けをすることから始まって、習いごとがあれば送り迎えをすることも必要です。子供が小さい場合には、公園で遊ばせることも父親の仕事の一つになります。
既婚男性の家事
男性も家事をこなす時代とはいわれていますが、データから見ると男性はあまり家事に参加しません。家庭を持っている60分未満の家事しかこなさない男性は実に8割以上に上ります。下図は、既婚男性の休日における家事に費やす時間です。
休日の既婚男性との接し方
さて、これらのデータを踏まえて、休日の既婚男性との関わり方について、占い師の目線から考えてみます。恋の相手が既婚男性である場合の様々な考慮の参考になれば幸いです。
会うことはできるのか
既婚男子との恋愛においては、デートはすべて平日の仕事終わりだけで、休日は家族の時間と割り切ってしまう人も少なくありません。もちろん、それは個別の約束事ですし、それぞれの事情によって判断するべきことです。
これまで見てきたデータによれば、意外と既婚男性も家族とは別の行動をとることが見てとれます。30代でさえも4割以上の男性が家族とは別に外出をすることがあるわけですから、その時間をデートに当てることは難しくなさそうです。
もちろん、忙しさは人によります。一般的にはサラリーマンよりも自営業者の方が休日にやるべきことがある人は多いものです。それを踏まえても、既婚者と休日に会えるかどうかは、相手の家族の中での信頼度合いが物を言うと考えられます。
LINEは送ってもよいのか
会うことはできないまでも、あるいは、デートの予定がないときでも、LINEやメールを送ることは可能でしょうか。なんとなくのイメージとして、既婚者の男性が休日で家にいるときには、連絡をしにくいものです。しかし、上記のデータを見る限り、既婚者であっても家族の目をそらして一人になる時間を持っている男性は多数います。外出中に返信をくれることもあるかもしれません。
既婚男性とはいえども、休日に恋人からのLINEに返信をすることができる時間はありそうです。しかし、それでも休日の連絡に消極的になる既婚男性は少なくありません。それは、自分から送る際には、安全なタイミングで遅れるものの、女性からの返信のタイミングは選べないからです。もしかしたら、ちょうどまずいタイミングでLINEがこないとも限らないわけです。
特に仲のよい夫婦でなくても、写真やちょっとした動画、ニュース等をスマホで一緒に見る可能性もゼロではありません。そんなときに、ハートがこってり載ったメールが画面に表示されたらおしまいです。サイレントモードくらいでは安心できないのが既婚男性の心理なのです。
休日の曜日による差異
休日と一口に言っても、それが何曜日なのかによっても話が違います。子供がいて夫婦ともに土日休みの場合は、これまでに述べてきた一般的な形がほとんどそのまま通用する可能性が高いといえます。しかし、もしも夫婦の休みが異なっていて、彼の休みが平日であった場合、その昼間は独身男性並みに自由である可能性が高いといえます。
また、平日休みの場合は、各種イベントの開催もなく、友人と遊びに行くにも休みが合わないということで、暇な男性も多くいます。そこにタイミングを合わせて休みを取れば、既婚者が相手とはいえ、長い時間を過ごすことができるかもしれません。
最終判断
休日の相手の過ごし方がわかるだけで、既婚者の男性と付き合っている女性の気持ちは少しは軽くなるものだと思います。家庭というブラックボックスの中で何が行われているか、それを想像することは、恋する女性にとって過酷なことといえます。
これらの情報を加味しても、最終的に休日に連絡をするべきかどうか、会えるかどうかの判断をつけることは簡単ではありません。基本は当人たちの約束に従うことです。しかし、どうしてもつらくなった時、その瞬間に電話をして声を聞くことができるかどうか、それを考えるのも占いの役割の一つだと思います。個別の事情は最終的にはデータでは計れないのです。もちろん五十六謀星もっちぃもそのような占いには対応しております。電話占い師として無数のご相談を預かってきた五十六謀星もっちぃの占いは、録不要で簡単にご依頼いただけます。