尊敬する私小説作家の日乗を真似て、電話占い師としての日々の生活を記します。この日乗の時期の「通常業務」とは、朝9時から11時まで、および17時半から19時までの3時間半の電話占いの待機です。この日乗は、そんな電話占いの仕事の合間に、講座やコンサルなどの占い事業を行い、時に散歩し、時に鯨飲馬食する楽しい日常の記録です。
7月16日(金)
待機なし。朝からタロットの課題を添削などのレッスン関連の作業多数。その後、アルカノンセミナーズの講座準備を行う。今回は星座占いの講座を行うため、12星座の男性像をキャラクターとしてわかりやすく磨き上げる。これはなかなか楽しい作業。夕方から買い物へ。「雲白肉」なる料理のタレを購入。美味。食後に『グレムリン』をホームプロジェクターで鑑賞。
7月17日(土)
タイタンの学校9回目。動画編集やアイディアの出し方についての学習など。最後の授業は菅賢治先生によるバラエティ番組の演習。テレビの制作現場の話などが聞ける貴重な授業。夕食は帰路に求めたチジミや煮物など。
7月18日(日)
通常業務。朝から相当数の原稿執筆やメールなど終日多忙。講座の資料作成なども多数。夕方から、タイタンの学校の宿題もこなす。夜は、手製の黒酢酢豚とチーズはんぺん。ここでいう黒酢とは、日本のそれではなく中国の黒酢のことであり、これだけで味わいが全く別の物になる。深更、1人で1968年の映画『Romeo and Juliet』を鑑賞。寝付きが悪くなる。
7月19日(月)
通常業務。資料作成と打ち合わせ1件をこなす。何かと忙しいが、多忙というほどでもない1日。読書を楽しみつつ、業務をこなす。最近机が暗い気がするため、現在使っているものと同じライトをもう一台購入。左右から照らすと影が少なくてよい。夕食はピザとケバブ。
7月20日(火)
待機なし。講座の準備を含めた各種の資料作成を行う。打ち合わせ1件。夕方からコンサル業務をこなし、隙間で『基礎からわかる伝統占星術』を読む。これは面白い。夜、『麒麟が来る』の第1話を視聴。時間があれば一気に見たいところ。
7月21日(水)
半ドン。午前にすべての業務を詰め込み、みっちりと仕事をした後、買い物へ。今回は幕張のコストコ。一応、幕張へ行った挨拶としてコーチのアウトレットをチェックするが微妙。イオンでスマホの充電を行いつつ、手芸店と文具コーナーを中心に一通りチェック。その後、コストコへ移動して久しぶりにホットドッグを食べる。
7月22日(木)
通常業務。コンサルに関連する業務が多忙。隙間に講座の準備。たくさんの資料を扱うため、PCのサブディスプレイとして使う目的でタブレットを購入。夜は、先日コストコで購入してタレに漬けておいたスペアリブ。
7月23日(金)
待機なし。朝からコンサル業務多数。昼過ぎまでに業務を終わらせて、夕方から外出。以前に誂えたシャツを引き取るためテーラーへ。これもまた素晴らしい完成度である。その足で銀座三越へ。三越はやはり日本橋が一番であると痛感。惣菜を求めるべく地下に潜ったが、休日でもあるため人出が多く、感染症対策のため逃げるように帰宅。夜はオリンピックの開会式を視聴。『行く年来る年』を連想した。結局これが日本の心である。紅白歌合戦が終わって鐘が鳴る瞬間が、私は一年で一番好きだ。
7月24日(土)
タイタンの学校10回目。菅賢治先生の授業にて、ついにエピソードトークの発表の機会を得て、祖母の話を披露。芸人さんたちからたくさん突っ込みをいただいて、緊張した。夜はケバブ。
7月25日(日)
通常業務。終日読書。伝統占星術や古書を読み込む。夕餉は鶏肉チャーシュー。妻が笠原氏のレシピ本で学んだもの。実に素晴らしい味わいで、確かに賛否両論の流れを汲む味がした。オリンピックの3人制バスケを鑑賞。楽しい。
7月26日(月)
通常業務。朝から原稿執筆多数。終日多忙。夜はオリンピックの応援。
7月27日(火)
待機なし。原稿執筆多数。その後、サイト作りに取りかかる。本来一番にかかるべき自分のビジネスはいつも後回しにするのが悪い癖。夜は笠原式の手羽先と鳥サラダ。信じられないうまさである。
7月28日(水)
半ドン。朝から多数の原稿を仕上げ、各種の返信などを行い多い結局夕方過ぎとなる。その後ヨーカドーへ。フードコートでサーティワンの8個入りを購入。視界にちらつくマックのナゲット15ピース390円がとても気になったが、土用の丑の日なのでウナギを食べる。美味。
7月29日(木)
通常業務。プログラム関係の仕事や自サイトのプログラム改修などに多忙。終日事務作業。夜はマックナゲット。
7月30日(金)
待機なし。各種の添削作業や資料作成などを行う。昼過ぎから読書。
7月31日(土)
タイタンの学校11回目。イラストレーターの326先生による授業。授業中に先生の手による、『ミリオンヒットメーカー』というゲームを遊ぶ。これは、手札として配られた単語が書かれたカードを組み合わせて、即興で本のタイトルを作って、それがいかに面白い本をプレゼンするというもの。私の手元に「休日」と「占い」というカードが来たのは行幸。ゲームの流れに乗っかって、やや強引に自著を宣伝する。その流れで、これまたやや強引に、たまたま持っていた自著を献本したところ、ありがたくも先生がお返しに自著をくださった。この自著も、たまたま人に渡す約束で持っていたもの。