告白を考える! 手段・シチュエーション・タイミング

 恋の占いに際して、告白に関連する占いが求められることがしばしばあります。私からすると、恋の始まりに告白というステップを置くことは、それだけでも純粋でかわいらしい恋愛だと思ってしまいます。さて、今回は告白を占うために役立ちそうな情報として、告白に関する各種のデータを紹介します。そして、そのデータを元にして生年月日やタロットで占う時の、具体的な着眼点なども紹介していきたいと思います。

どうすれば告白は成功しやすいのか

 告白が実際に成功するかどうかのほとんどすべては、そもそも二人の関係性に縁があるかどうかで決まります。それは言うまでもないことです。しかしながら、もしも二人の運命に微妙な「ゆらぎ」があったなら、もしかしたら告白の方法によって結果が変わることもあるかもしれません。お客様の運命を善導する占い師になるには、そういうわずかな可能性にも神経を研ぎ澄ますことが大切です。

告白の手段を考える

 告白の手段といえば、当然のように直接会って告白をする以外選択肢がないと考える人も多いことでしょう。もちろん、伝統的にして最も気持ちが伝わる激しい方法ではありますが、すべての人がこの方法で告白するとは限りません。例えば下図は、20代の男性が告白をする場合に、どのような手段を使うかをまとめた円グラフです。(データ出典「for Real?」)

20代男性の告白の方法(「for Real?」調べ)

 このデータによれば、確かに直接会って告白する人が圧倒的に多いのですが、4人に1人はそれ以外の方法をとっていることになります。しかしながら、告白される側の願望についてのアンケートでは、男子の88.2%、女子の92.5%が直接会って告白されることを望んでいることがわかります。なお、その次に喜ばれるのは手紙による告白です。(データ出典「マイナビウーマン」)そうしてみると、告白の成功率をどうしても高めたいのであれば、直接の告白こそがベストチョイスで、もしどうしてもそれができないなら、電話やLINEではなく、手紙で告白をすることをおすすめするべきといえるでしょう。

告白のシチュエーションを考察する

 告白をする際には、そのシチュエーションによってもその結果に差が出る可能性が示唆されています。南ブルターニュ大学のニコラスゲーガン氏による、女性に電話番号を教えてもらう実験によれば、靴屋の前で番号を教えてくれた女性は11.5%にとどまったのに対して、フラワーショップの前では24.0%の女性が番号を教えてくれたそうです。これは優位な差であるといえます。(参考『図解 身近にあふれる「男と女の心理学」が3時間でわかる本 (アスカビジネス)』内藤誼人)

 伝統的に告白はロマンチックな場所で行うのがよいとされていますが、占いにおけるアドバイスでも、この伝統は意識した方がよいようです。ムードがある場所というのは、どことなく不安をあおるような場所でもあります。また、カップルを多く目撃する場所でもありましょう。恋人がほしい気持ちを環境からあおることができれば、愛のメッセージが届く可能性を底上げすることができます。

シチュエーションごとのいきなり電話番号を教えてもらえる確率(ニコラス・ゲーガン氏の実験より)

告白に適したタイミングはあるのか

 出会ってから、お付き合いを開始したいと思い始めるまでのタイミングは、一般的に男女で差があります。告白をしたいと思うタイミングは一般に男性の方が早いとされています。前出の内藤誼人氏の本によれば、女性が告白するまでの日数は138.9日であるのに対して、男性の場合は97.3日と、1ヶ月以上のラグがあるそうです。

 男性の相談者からの相談の場合には、十分に時間をかけてお互いを理解し合ってから告白をすることを促した方がよい場合があるかもしれません。また、女性の相談者においても、一目惚れの勢いに近い形で告白をする場合もありますので注意が必要です。ただし、当然のことながら、このような話はあくまでもデータであり、占いの答えに勝るものはありません。あくまでも参考意見としてくださればと思います。

占いとしての着眼点

 恋心を伝えるという、片思いの恋のクライマックスにおける考え方を、占い師の目線で掘り下げてみます。

果たして本当に告白が必要なのか

 さて、これは基礎的な問題提起ではありますが、果たして大人の恋に告白などという儀式は必要なのでしょうか。これについては、また日を改めて深く掘り下げたいと考えています。私の持論は、お互いが恋を感じているなら、告白などする必要がないということです。それは、あえて省略しましょうというようなミニマル的発想ではありません。本当に互いの心が通じ合っているなら、あえて「好きです付き合ってください」などと言うまでもなく、二人の間には疑いようのない恋人としての空気が流れるからです。

 告白をしなければ恋人として認識できないということは、告白をされる側の心には恋心がないということを意味しているといえるでしょう。占いの着眼点としては、告白が成功するかどうかの前に、それが必要なのかどうかという点と、それを不要にするための方法を先に検討することにも価値があると考えます。

告白をタロット占いなどの卜術で占う

 タロット占いで告白を占うとするなら、それは成功のあるなしを単純に見るだけにとどめるべきではありません。これは、告白に限らずタロット占いの大前提ですが、現状やこれからたどり着くであろう未来を、少しでもよくするための方法を占うという着眼点で占的を絞るべきなのです。

 最初に着眼点とするべきは、告白が必要不可欠なものなのか、あるいは相談者の気持ちの問題としての儀式的なものなのかを見定めることです。手堅く両思いである二人の関係を告白によって固めたいというだけの話であれば、占いで見るべきことは、告白した後の関係性ということになります。その後の関係性での主導権のあり方や、相手の誠実さをより引き出すための方法を模索し、場合によってはあえて告白しないという選択もあり得るでしょう。

 もしも告白が必要不可欠であるとするなら、現状でははっきりと気持ちが通い合っている確証がないということを意味しています。その場合はそれを踏まえて、どうすれば気持ちが通い合うか、あるいは相手の気持ちをはっきり感じ取ることができるかを占うことが大切です。

告白を生年月日で占う

 告白をする時期を占いで決めるというのも、占いの使い方として非常に意義深いことであると思います。占術によっては特定の占い方がすでに定まっているものもあるでしょう。その場合の多くは、相談者の生年月日を見て、恋愛運のよい日に告白を決行するという占断を下すことになると思います。すでに両思いであることが確定していての儀式的な告白であるならば、相談者の吉日が有効であることは確かです。

 しかし、そうではないシチュエーションで、生年月日の占いを立体的に活用するなら、相手の生年月日こそ重視するべきであるといえます。好きとまではいえないけれど興味を持っている異性からの告白に応じるかどうかは、その人の心理状態によって左右されるからです。相手が寂しい気分になりやすいときを狙うのが、告白の日取り選びの着眼点として意味を持っています。

まとめ

 告白はシチュエーションやタイミングによってその成功の確率に違いが出る可能性があります。ある意味では、恋をするかどうかということ自体が、ファジーな感覚に支配されているものですので、告白をどうすればうまくいくかを検討することは、占いの研究対象としても興味深いことであると思います。

 基本的に告白が必要不可欠な恋愛は、まだ両者の恋が完全ではない状態を示しています。その状態でどうすれば恋愛が成就するか、それを真剣に考えることが、恋をかなえる占い師になるには必要なのです。

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