復縁相談の大ボス!一度は離婚した相手との再婚を考える

 占い師になりたての頃、同じ相手との再婚を希望するという趣旨の相談があることを知り、当時19歳になりたての幼気な私は大変に驚いた記憶があります。占い師を続けていれば、復縁相談の極めつけのような相談として、しばしば耳にするテーマといえましょう。しかしながら、私の体感では実際に復縁が成立した例はそれほど多いという訳ではありません。特殊な恋愛の見本市である芸能界においても、あまり多くの事例は見つかりません。今回は、そういった悩みに対しての適切な占いをするための基礎知識と考え方などを五十六謀星もっちぃなりの着眼点でまとめてみたいと思います。

同じ人と結婚することなどあり得るのか

 同じ人と結婚という話は、非常に不可思議に聞こえるものだと思います。離婚というとてつもないハードルを乗り越えてまで離婚したとの結婚の実情を探ってみたいと思います。

何例か見られる同じ相手との再婚

 先ほど、同じ相手との再婚について、それほど多くの事例がない珍しいことと書きました。私の占い師としての延べ5万件の相談の中では、体感的に同じ相手との再婚が成り立っている話は数に限りがあります。されど、有名人の中には幾人か、同じ相手と再婚したことで話題を集めた人たちがいます。お笑い芸人の星田英利さんや東野幸治さん、プロレスラーの長州力さんや、女優のキムラ緑子さんがよく知られています。

宇多田ヒカルさんのご両親の事例

 このテーマを語る上で、けっして忘れてはならないのが宇多田ヒカルさんの両親である藤圭子さんと宇多田照實さん夫婦です。彼女らは7回の離婚と6回の再婚を繰り返したことが知られています。孫引きになってしまいますが、『週刊宝石』の1999年7月8日号に記載された最初の3回の離婚の顛末は以下の通りです。

 1986年10月 1回目の離婚。17日後には「ヒカルの幸せのために」と再婚。
 1989年  4月 2回目の離婚。14日後には再婚。
 1992年  1月 3回目の離婚。同年8月には再婚。

https://www.fujikeiko.net/entry/2019/03/11/223538より引用文を孫引き引用

 これを見ると離婚してすぐに再婚していることがわかります。二人は衝動的に離婚をして、すぐに反省して再婚したとのことです。こんなに何度も離婚して同じ相手と再婚したのは、それだけ縁が深かったからと解釈することもできるでしょうが、それだけではなく、衝動的な離婚だったから再婚しやすかったと解釈することもできるでしょう。もしくは、大変に失礼な書き方ですが、普通の夫婦なら離婚しなかったような状況で離婚したのだから、何度も再婚することができたという解釈も成立すると思います。

法律的な問題は?

 上述の藤圭子さん夫妻は、離婚してから極めて短い期間で再婚していることがわかります。特に一回目と二回目はわずか2週間程度で再婚をしています。ここで気になることといえば、法律が定義する再婚禁止期間のことです。

 現在は100日ですが、2016年に改正されるまでは300日、女性は再婚ができないという決まりがありました。これは実は、子どもの権利を守るために定められたルールで、女性が妊娠した場合に、そのこともが前の夫の子供かどうか紛らわしくならないようにするための決まりなのです。ですから、同じ相手と再婚する場合や、女性の年齢が60歳を超えている場合、そして医学的に妊娠の可能性がない場合などには、この禁止期間は適応されないという決まりになっています。

 なお、離婚と再婚の回数に関しても、法律上は上限が定められているわけではありません。ルール上何度でも入籍と離婚を繰り返してよいことになります。同じ相手との離婚と結婚を繰り返してギネス記録を狙う人が現れないことを祈るのみです。

同じ人との復縁の占い師的な着眼点

 さて、同じ人との再婚を望む相談を受けたとき、占い師としてはどのような着眼点を持って相談に望むのが好ましいでしょうか。もちろん個別の結果は占いに出ていることが優先されるべきことですが、そのための前提となる知識として、以下の着眼点を持っておくとよいでしょう。

離婚の状況に注目

 普通の復縁相談でもそうですが、別れた状況に着目するのはよりを戻すための占いで重要な焦点です。先ほどの藤圭子の話が好例ですが、復活しやすいのは勢いで別れてしまった場合です。何日も、あるいは何年にもわたって話し合われることもある離婚ですが、そんなによくよく話し合って決めたことは簡単には覆らないのが世の常です。

 離婚してみた結果、やっぱりやり直そうと前言を撤回するのは、その話し合いの中での状況想定に甘さがあった場合に起こることです。それ故にも、衝動的に分かれた場合、それもほとんど冷静な話し合いもしていないような「協議離婚」の場合には、やり直せる可能性が高いといえましょう。

離婚の理由に注目

 夫婦が離婚する理由として、しばしば性格の不一致というものがあげられます。性格が合わないから離婚するというからには、もうどうしようもなさそうな話にも聞こえますが、意外とそうでもありません。人は同じ相手とずっと過ごしていると、その相手の悪い部分ばかりに目がいってしまうものです。それ故に一緒にいるときにはクズだと思っていた配偶者が、離婚後になってみると理想的な相手だったと思えることもあるわけです。

 浮気による離婚の場合、よくよく考えて出した離婚という答えそのものが衝動的である可能性もあります。浮気をした側が離婚を切り出した場合、都合のいい話ですがその浮気相手とうまくいかなくなって元サヤに戻りたいと考える場合もあります。浮気をされた側にとっても、時間の経過で許せる気持ちが出てくることもあるでしょう。その後の信頼関係をどう作っていくべきかを慎重に占う必要がありますが、仲直りしたいと当人たちがいっているなら良さそうな話です。

再婚の動機に注目

 再婚したいと思う動機がどのようなものであるかという点も大切です。子どものためという理由であるならば、その後の夫婦関係がうまくいくかどうかは別として、とりあえず復縁できる可能性は十分に高いといえます。子供の依頼で復縁する夫婦もいるくらいですので、これは大きなファクターであると考えてよいでしょう。

 離婚が成立しても、すぐに別居をするわけではなく、離婚後の後の配偶者の生活が安定するまで、一緒に暮らして面倒を見続けるという夫婦もしばしば見られます。こういう場合には、どちらかが本当は復縁を望んでいる場合が多く、再婚を画策するために一緒にいる期間を意図的に長くしている場合もあるでしょう。

再婚するなら早いほうがいい

 基本的に再婚するかどうかを迷っているなら早いほうがいいと考えられます。そもそも再婚してうまくいくような関係性があるなら、藤圭子さんよろしくすぐにでも再婚の意思を固めることができるはずです。なにより、離れている期間が辛くないなら、再婚にメリットが薄いと考えざるを得ません。

 実際的な問題として、離婚期間が長くなると、どちらかに異性ができてしまうこともリスクです。そっちに行ってしまって再婚できなくなるかどうかの問題もそうですが、なにより再婚が成立した後に、間に挟んだ異性のことを、感情的に処理できなくなるリスクがあります。離婚期間中のことですから浮気ではありませんが、もう一度結婚した後には、その間の異性関係のことがどうしても納得できない場合が散見されます。

まとめ

 フランスの劇作家アルマン・サラクルーは「結婚は判断力の欠如、離婚は忍耐力の欠如、再婚は記憶力の欠如」という美しい詩を残しています。同じ相手との再婚を考えるにおいては、離婚時の忍耐力の欠如が問題だったのか、あるいは記憶力の欠如でうっかり再婚をするのか、それを見極めることが大切だと思います。我慢すれば続けられるのに別れてしまった夫婦なら、再婚後にはうまくいくということもあるものです。素晴らしい占い師になるには、このあたりを的確に見極めることが必要不可欠です。

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