占いを試すお客様について

占いが当たるかどうかはお客様にとっても不安要素

 占い師を続けていると、明らかに占いの実力を試そうとしていらっしゃるお客様に出会うことがあります。お客様からすれば、その占いが当たるのかどうかはとても興味のあることです。当たる占いであればドンドン相談して話を聞きたいと思うでしょう。

 占いが当たるかどうかを試されていい気はしませんので、占い師としてはイライラしてしまいがちです。ですが、占いを試すお客様は、的中力を認めた場合には大ファンになってくれる可能性が高いともいえます。今回は、占いを試すお客様への対応の方法を考えていきたいと思います。

当たる占い師の良い結果を信じたい

 占い師の中にも宣伝材料として的中率の高さを上げる人はたくさんいますが、なにせ占いにおいて当たるか外れるかということは大変に重要なことです。見えない情報を可視化するという占いの基本的特性からしても、あまりにも外れるならその占いは無意味です。

 そして何よりお客様の心理としては、当たる占い師に良いことを言ってもらいたいものなのです。せっかくよいことを言ってもらっても、その前提となるはずの現状が見当違いであれば、未来のよい結果も信じにくいものになってしまいます。占いが当たることは、良い結果を信じて喜んでもらうために必要なのです。

無料でお試しを要求する人は要注意

 占いが当たるかどうかを試したくなるお客様の気持ちはよくわかりますが、勝手に無料トライアルを要求するお客様は考え物です。対面鑑定などでは、「当たっていたらお金をはらう」などと言い出す人がごくまれに出てきます。こういう人は、最初からお金を払う気が無い「無料乞食」と呼ばれるタイプの人である可能性が非常に高いので注意してください。

 飲食店でも小売店でも、あらゆる支払いの場面で細かな瑕疵を理由に料金の支払いを渋る人はいます。こういう人に対して毅然と料金を請求することも、占い師として生き残っていくためには大切なことです。

トライアルキャンペーン

 所属する電話占いサイトや対面鑑定の店舗などで、キャンペーンとして無料で占いをすることがあります。これもある意味では無料でお試しをすることですが、この種のキャンペーンは新規顧客獲得のチャンスとして有効です。有料のものを無料にしたがる人が要注意なのであって、こちらから申し出て無料で提供する分には問題ありません。

 なお、これは別の話題ですが、その際に占い師のギャラが通常通りに支払われるかどうかはとても重要なことです。ノーギャラで無料トライアルのキャンペーンをやるというのは、下請けに無料サンプルの提供を要求することに近い行為で、占い師としての権利と尊厳を奪う卑劣な行為であるといえます。その種のキャンペーンは私なら必ず断ります。

占いは当たるべきもの

自信をもって当てに行く強さが必要

 これまでも触れてきたように、本質的に占いは当たるべきものであるといえます。そういった意味でも、占いを試そうとなさるお客様に対しては、プロの全力を持って当てに行くべきであるといえます。ちゃんと勉強した占いは、その通りにいえば当たる可能性が非常に高いのです。いざというときに堂々と当てに行く勇気はプロとして必要なものであるといえます。

占いがブレないことは大切

 お客様が万が一、疑っているだけではなく高圧的であった場合にはなおさらですが、話をしているうちに、最初の結論と違う答えを出したくなってしまうことがあります。後から出た答えの方が正しいような気分になることもあるでしょうが、高圧的に試してくるタイプのお客様には、仕方がないので最初に出した答えを貫いた方がよいでしょう。ブレることは、占いが当たっていないと解釈されるリスクを高めてしまいます。

タイプ別の対処方法

 占いの的中力を試そうとするお客様に対しては、タイプ別に対処の仕方があります。今回は以下の例について考えてみました。

とにかく当たる占い師を求めている場合

 明らかに的中そのものにこだわっているお客様に対しては、一か八かの全力でバットを振り抜くべきです。この種のお客様が求めているのは、自信を持った堂々とした的中であって、当たらずとも遠からずの曖昧な答えではありません。 当たっているかどうかを試されていると思うと、どうしても萎縮してしまう気持ちはすごくよくわかりますが、外れないように小ぶりな占いをするのはよくありません。

 この種のお客様には、万が一外れてしまった時は謝るくらいの覚悟で臨むことが大切です。試してくるということは疑っているということでもあります。ということは、最悪はずれていた場合はそれでよいと思っているという意味でもあります。当たれば大ファンになってくれるわけですから、思い切り当てに行く覚悟は占い師として必要な覚悟です。

そもそも面白がっている場合

 これは、観光地やイベントなどで占いをする場合に起こりやすいことですが、酔っ払った人などが占いを試しに来てしまうことがあります。当てる自信がある内容なら勝負に出てもよいかもしれませんが、相手が酔っ払っている場合などは可能な限りお断りすることをおすすめします。

 ただし、飲酒を伴うイベント会場での占いの場合は、この種の人に適切なあたりを披露することで気分をよくすると、たくさんのお客さんを連れてきてくれることがあります。酔って気分が大きくなっているだけで、本当は人並みの罪悪感を持ったいい人である場合もあるのです。

過去に占いが外れた場合

 過去に鑑定した際に占ったことが、結果として当たっていなかった場合に、試すような質問の仕方をしていらっしゃるお客様もいます。こちらとしては、過去に外れた引け目があってやりにくいところではあります。

 しかし、再度占いを依頼しているということは、それを踏まえても占い師としての価値を認めてくれているということです。過剰に気にせずに堂々と占いましょう。過去の外れを気にして臆病な占いをすると、かえって信頼を落とすことにつながります。他の占い師の占いが当たらなかったことでも同じような状況になることがありますが対策は同様です。当たり外れは占い師の常ですので、必要以上に気にしないようにしましょう。

不安が強すぎて思わず試している場合

 疑いを持っているというわけではないのに、未来が不安すぎて占い師を試すようなことをいってしまう場合もあります。占いの的中率を聞かれたり、言葉を変えて同じ質問を繰り返したりなさるお客様は、このタイプであるといえます。こういう方に対しては、その不安を払拭して差し上げる意味でも、強めに自信のある態度を示すのが効果的といえましょう。ただし、占いの的中が確実であるかのように表現することはリスクが高いので控えるべきです。

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