占い師の目線から見た電話占いという仕事

 今回は、電話占いの世界を非常に駆け足ではありますが、現役の電話占い師の目線からご紹介したいと思います。

電話占いとは何か

 電話占いとは、文字通り電話を使った占いです。Skypeやなんかも含めて、音声だけで占いをするサービスを、広く電話占いという場合もあります。

電話占いサイトのシステムを使った通話

 個人で電話占いをやる占い師さんもたくさんいますが、電話占いといえば100人以上の電話占い師が在籍する大手の電話占いサイトのサービスが有名です。これらのサービスにおいては、専用の電話転送システムを使って、占い師とお客様が匿名で通話を行い、利用料金も自動計算されます。占い師にとって心配なトラブルが少なくてすむので安心して働くことができます。

電話占いはいつから栄えたか

 現在の形の電話占いの前身に当たるサービスは、1991年にダイヤルQ2サービスを利用して提供が開始されました。最初のうちは、あくまでも遠隔地のお客様などが対面鑑定の隙間を埋めるために利用していたのが主だったそうで、今日ほどの隆盛は見られませんでした。

 電話占いの人気に一気に火がついたのは、2000年代になってからで、そのきっかけの一つとなったのが携帯電話の登場です。それまでの電話占いでは、自宅のリビングから固定電話でかけるしかありませんので、家族の目を気にしなければなりませんでした。旦那の横で彼の気持ちを占ってもらうわけにはいきませんし、外出先で電話をすることもできなかったので、使い道が少なかったのです。携帯電話から電話占いが利用できるようになると、その需要はどんどん増加し、筆者の推定では、推計450億円市場にまで発展しました。

電話占い師になるにはどうすればよいのか

 電話占いのサイトは、どこも大抵は占い師を募集しています。電話占い師になりたければ、気に入った電話占いのサイトの占い師募集ページにアクセスし、所定の応募フォームから必要事項を送信すれば、選考に進むことができます。

 選考はサイトごとに様々な種類がありますが、基本的な流れは、書類審査の後に通常の電話面接があり、その後、占いの技術試験が行われます。実際にお客様を鑑定する場合と同様の流れで占いを行い、その鑑定スタイルや人柄などの実占力を示すことができれば、電話占い師にデビューできるわけです。

対面鑑定とは何が違うのか

 対面鑑定と電話占いでは、全然違う仕事のように捉えている占い師さんもいるかもしれませんが、仕事として取り組むべきことのベースは同じです。一生懸命に誠実な占いをしてお客様の悩みに向き合って元気になってもらうことが、電話占い師の仕事です。

占い師としての働き方

 電話占い師は、特に事情がない限り在宅で仕事をします。仕事の時間は、24時間いつでも何時間でも設定することができます。悪質な会社では月に200時間などという時間の仕事を要求する場合もあるそうですが、それは一部の例外であって、基本的には生活スタイルに合わせた自由な大気をすることができます。それ故に、子育て世代や主婦層、介護世代でも働きやすい仕事であるといえます。また、対人関係が少なくてすむのも、人によっては利点の一つかもしれません。

 対面鑑定と比べるとお客様の流動性が高く、新人でもそれなりの稼働率が見込めます。しっかりした電話占いサイトに所属すれば、鑑定料金の回収を心配する必要もありません。無料お試し占いのキャンペーンでも、占い師はにギャラが支払われます。しかしその反面、転送システムの料金や事務局のコスト、さらには莫大な広告費などがかかる影響から、鑑定料のうちの占い師の取り分は少なく抑えられる傾向にあります。そうはいっても、報酬は分刻みで機械的に発生しますし、そもそもの時間単位の報酬も一般的な対面鑑定より高い場合がほとんどでしょう。

相談内容

 しばしば、電話占いの相談内容は、重たいことが多いという指摘を受けることがありますが、それは確かにそうかもしれません。対面鑑定と比較すると、他の人には話せない秘密の相談を受けることが多いのは確かです。しかし、すでに信頼を獲得しているリピーターのお客様の場合などには、対面鑑定よりも相当ライトな、細かくて簡単な質問を受ける機会もあります。

 どのようなことを相談されるかということは、占い師としてどれだけ信頼されているかということ、あるいはどのような相談内容に向いている占い師だと思われているかを映す鏡だと思ってよいでしょう。どのような相談内容にも真面目な占いで返答する限り、対面と電話でそれほど大きな差は生じないと言ってよいでしょう。

 さらに詳しいことは、2019年11月に発売予定の拙著をご覧ください(〃’▽’〃)

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