スピリチュアルの世界の用語は、しばしばお客様を経由して占い師の耳にも届きます。私個人は、スピリチュアルの世界のことについては、ほとんど無知ですので、お客様から単語を聞いてから、後追い的に学習しています。正直、何を読んだら最新のスピリチュアルについて、客観的に学べるのかわかりませんので、ご存じの方がいらしたら是非教えてください。
ツインレイとは何か
今日のテーマは、最近よく聞くようになってきたツインレイという概念について、調べたことを紹介したいと思います。本来は専門の書籍に当たって調べるべきではありますが、はっきり言って読むべき本がつかめないテーマで、本によって主張が異なりすぎるので、ここではふわっとした全体像を伝えたいと思います。
ツインレイはソウルメイトの一種
ツインレイというのは、ソウルメイトの一種であるとされています。過去世で魂の一部が分離して分かれてしまった、もう一人の自分であるという定義づけが一般的なようです。ツインレイは、互いに真逆の性格を持ち、全く異なるタイプの人生を歩みます。しかし、手首や爪の形など、体の細かなパーツが似ているなどの共通点があり、一緒にいるとなぜか安らかな気持ちになるそうです。
女性にとってのツインレイは必ず男性である
ツインレイは、基本的に恋愛に関する概念です。ほとんどの場合、ツインレイ同士は互いに異性ですが、まれに同性の場合もあるそうです。男女の場合は、必ず男性の方から女性にアプローチを仕掛けて関係が生じます。普段はどんなに積極的な女性であったとしても、ツインレイ男性を前にすると、女性的になるそうです。
ツインレイはツインソウルよりも上の存在
似たような概念として、ツインソウルやツインフレイムなどという言葉を聞いたことがある人もいると思います。ツインソウルは、夫婦や親友など、特に強いつながりを持っている人のことを指し、ツインフレイムは同じ志を持った深いつながりの同士を指します。これらのに相当する人は複数人います。それに対してツインレイは、たった一人しかいない一対一の魂のつながりであり、すべてのソウルメイトの最上級に相当します。
出会うにも結ばれるにも難関がある
ツインレイ同士が出会うのは簡単なことではないらしく、人生をある程度歩んだ40代以降に出会うことが多いそうです。そのときにはすでに互いが既婚者であることも珍しくなく、結ばれるためには難しい試練を乗り越えなければなりません。また、性格や人生が全く異なっていることからけんかも起こりやすく、女性側が男性のツインレイの自由を認めて、ほどよい関係を作ることでうまくいく場合が多いようです。
そもそもソウルメイトとは何か
そもそもソウルメイトとは何でしょう。どうやら基本的に、恋愛や結婚に関する人の相性を考えるときの指針の一つであるようですが、今日の日本ではもう少し広い意味で使われているようにも思います。
プラトンの理論に由来を求める
ソウルメイトは、魂の転生を前提とした神秘主義的な概念で、アメリカのニューエイジ哲学の広告塔であった女優のシャーリーマクレーンが普及に大きく貢献したとされています。幸せな結婚をするためには、魂のつながりがある伴侶を探すべきであるというのが、ソウルメイト理論の出発点であると考えられます。
ソウルメイトの原型は、アンドロギュノスと呼ばれる、プラトンが唱えた両性具有の球体の人間が、引き裂かれて男女になったという考えに由来しているという説もあります。
欧米では94%が信じている
欧米では、若者の94%が何らかのソウルメイトの存在を信じ、結婚をするならソウルメイトと結婚がしたいと考えているそうです。ツインレイだけは、対極の人生観を持つ関係であるとされていますが、ソウルメイトは基本的にシンクロする似たもの同士とされています。欧米では同調的なパートナーと結婚することを重視する傾向が強いようで、ソウルメイトの概念もそれに習っているといえます。