占いの相談のかには、結構な割合で恋人や夫がキャバクラに行っているという話題が登場します。そんな話題に対して対応するための基礎知識として、男がキャバクラに行く理由をまとめてみました。何を隠そう五十六謀星もっちぃも、若い頃にはキャバクラに行ったことがないという程ではないとでも申し上げましょうか、少しばかりの実体験と占い師の目線との両方を持っております。今回は占いの要素と絡めて、男の言い訳と対処方法を考えてみました。
理由1!「モテ気分に浸るため」
多かれ少なかれ、男性にはモテたい願望があります。不特定多数の、それも素敵な女性からちやほやされることは本能的にうれしいものです。それはモテまくってよりどりみどりに彼女を作るとか、遊びまくるとか、そういう願望と直接の関係があるわけではありません。女性がたくさんの男性に美人だと思われて悪い気がしないのと同じです。
男の夢が簡単に満せる夢の楽園
キャバクラに行ってセット料金を払えば、きれいな女性が席について、お酒を造りながら男性に対してとても興味を持っているような態度で話しかけてくれます。犬が吠えるほど不細工な男が、笑い上戸をしらけさせるほどのつまらない話をしたとしても、その美女は楽しそうに話を聞いてくれるわけです。戦国武将の刀の長さと地金の関係についての熱い講義も、実に興味深そうに話を聞いてくれるのです。それが楽しくないはずがありましょうか。
占い的な要素との関連や着眼点
単純に楽しくモテ気分でお話をしたいという理由でキャバクラに行く男性は、決して珍しくありません。卜術の要素でいえば、明るい意味を持つ要素のすべてが示しそうな理由です。キャバクラに行った理由で「太陽」や「兌為沢」などは、このパターンです。
性格としては、話し好きである程度の陽気さがある男性であれば、誰でもこの理由でキャバクラに行きたくなるでしょう。ただし、ケチな男性や気が弱い男性が恋人がいるにもかかわらずキャバクラに行ったなら、ほかの理由があるかもしれません。
問題点や対処方法
このようなライトな理由でキャバクラに行くことは、問題としてもそれほど深いわけではないでしょう。恋人がいる場合であっても、他の女性とお話をしたくなることは普通にあり得ることと考えなければなりません。恋人に関する不満や、女心の理解を深めるために、キャバ嬢に話を聞いてもらうということもあり得ることです。むしろ、こうした願望を普通の女友達にぶつける男性の方が問題は深いといえましょう。
理由2!「男同士の付き合いで断れない」
これは男のいいわけとしてとても有名で、恋人にキャバクラ行きを指摘された場合には、往々にしてこの言葉が飛び出します。本当にそうなのかしらと疑ってしまう気持ちもわからないものではありませんが、実際に付き合いでキャバクラに行くということは起こりうることです。筆者も付き合いで仕方なくキャバクラに行ったこともありますし、逆に付き合わせてしまったこともあります。
接待でキャバクラは有効
最近の社会の流れでは、キャバクラを使った接待という文化がだんだんとなくなっているという話を伺うことではあります。しかしながら、未だに男同士の接待の中では、二次会以降にキャバクラを仕掛けるというのも存在してるものです。そしてそれは、接待を受ける側がキャバクラ好きの場合にはとてつもなく効果的なものです。
キャバ嬢と親しくすることと接待
キャバクラは接待で利用しているだけだといいながら、キャバ嬢と連絡先を交換して、少しばかりやりとりをしているような男性というのも存在します。キャバ嬢と店の外で連絡のやりとりをしているとなると、恋人や奥さんは気が気じゃないでしょう。しかし、これを元に浮気の始まりとしてしまうのは早計です。
接待でキャバクラを利用するとなれば、ある程度お店の女性と仲良くなっていることが重要な意味を持つ場合があります。何せしっかりとそのお店との粋なつながりを持っていることは、男性としての箔とつける効果があります。実用面でも、接待相手に気に入った女性ができた場合などは、その女性を通じてある程度の根回しをすることができるかもしれません。もちろん、接待で通ううちに仲良くなってしまって問題につながる場合もありますので、占いの目線でしっかり審査して差し上げることが大切です。
占い的な要素との関連や着眼点
こうしたキャバクラの利用方法を端的に示す占いの要素はたくさんあります。真面目であることやビジネスを示すもの、あるいは女性性ではなく男性とのホモソーシャルな関係性を示す要素が登場した場合に、そのキャバクラが付き合いであったことを示していると考えてよいでしょう。
実際上の占いの着眼点としては、仕事や友人との付き合いでキャバクラに行ったという男性の証言を信じてよいかどうかを占うという方法によって、男性のキャバクラ行きの理由がこれに該当するかどうかを見定めることができます。また、付き合いで仕方なく、しかし喜んで参加している場合もありますので、その点は注意が必要です。
問題点や対処方法
男性同士の付き合いがメインであるなら、そのことに文句を言いにくいというのがこの理由の最大の問題点です。聖域を盾にして女性からの追及を避ける男性もいます。接待などでいつも同じキャバクラを利用している場合には、女性と連絡を取っている場合などを想定して占う必要があるでしょう。それほど深刻な問題ではないとすれば、また仕事上やむを得ないような場合には、この問題をスルーすることを念頭に占いを構成することもあります。
今回の話は熱く盛り上がって参りましたので、これを前編として次回に続くという形にしたいと思います。理由3!「お酒を楽しく飲みたいだけ」理由4!「キャバクラにすがりたい夜もある」理由5!「まれに女を探しに行く男もいる」については、後編を是非ともご覧ください。